7月13日(水)J2 第21節 湘南 vs 山形(19:00KICK OFF/平塚)
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第2クールに入り、はじめて無失点で勝利した19節の仙台戦から一転、湘南は前節の水戸戦で1−4と大敗を喫した。水戸のペースで試合が進むなか先制点を奪ったものの、同点に追いつかれ前掛かりに攻めると、逆にカウンターを食らった。最後の牙城であるGK小林弘記が幾度も相手と1対1に晒されてしまっては、大量失点もやむを得ないだろう。仙台戦では確実につくっていたディフェンス面での数的優位が、水戸戦でふたたび崩れてしまったのだった。
一方の山形も、前節の草津戦ではカウンターに泣いている。先制し、追加点を取るべく攻め込んだ直後、相手MFにゴール前までドリブルで持ち込まれ同点弾を許したのだ。「ボールを支配し何度かチャンスをつくったが決定機までは至らなかった。ラストパスやシュートの精度が課題」自分たちのペースを掴みながら勝ち点3を奪えなかった要因を、試合後の鈴木監督は口にしている。また「勝てる試合だった」と、阿部祐大朗も肩を落としたように、引き分けたと同時に、混戦の2位争いから抜け出すチャンスさえ山形は取り逃がした。
前節の試合で相手のカウンター、すなわち自分たちの攻撃から守備への切り替えという課題を露呈した両チームは今節、平塚で今シーズン2回目の対戦を迎える。前回の対戦では山形がポゼッションで優りながら決定機の精度に欠け、攻め倦んだ。一歩前に出ていた湘南GK小林の動きを見逃さなかった佐々木勇人が、センターライン手前から技ありのロングシュートを放ち先制点を決めるが、湘南も直後にコーナーキックからファウルを誘い、加藤望が冷静にPKを沈めている。内容は共にに良かったが、あと一点を決めきれず、両者痛み分けとなった。
山形は現在勝ち点30、同点に4チームがひしめく2位争いの渦中にいる。一方の湘南も順位こそ8位ながら勝ち点25と、まだまだ引き離されてはいない。ここ最近の試合が物語っているように、一試合ごとに順位が変動するため、どのチームにも上位進出のチャンスが転がっている。熾烈な争いのなかで、週2試合という日程は夏場の厳しい気候とともに、選手たちにボディブローを見舞うだろう。パフォーマンスに陰りの見える選手もいることは事実だ。しかし、だからこそいまは正念場である。
「この試合、上に食らいつくためにも絶対に勝たなければいけない。本当に重要です」先月チームに合流してすでに2得点をあげている湘南・梅田直哉は、山形戦に思いを期す。相手へのカウンター対策、攻守の切り替え、プレーの精度など、湘南も山形も課題は明白だ。だがなによりも、勝ち切るために迷わずボールを追う強い気持ちを90分間持ち続けた者が夏場を制し、リーグを制す。熱い試合に期待したい。
以上
2005.07.12 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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