8月2日(火)J2 第24節 仙台 vs 福岡(19:00KICK OFF/仙台)
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2位福岡を、6位仙台がホームで迎え撃つ一戦が迫っている。この試合は、シーズン中断後の初戦となった2日前の第23節で、明暗を分けたチーム同士の対戦と評して良いだろう。ホームの仙台は前節、灼熱の甲府でほぼ良いところなく破れた。攻守双方において、問題が浮き彫りとなった試合だった。守備ではバレー、長谷川の好調2トップに翻弄され、最終ラインは前後へ揺さぶられ続けた。また攻撃でも、パスこそ繋がるものの、前に挑む意思を欠いた攻撃に終始し、ただでさえリードを奪い守備を固め出した甲府を前に、いつまで経っても状況を打開することができなかった。
仙台の好調時を振り返れば、最終ラインは強気に高目を保ち、攻撃も高い位置でのボール奪取から、中盤以前が積極的に前へ飛び出してチャンスを生んでいた。それを踏まえれば、甲府戦はこれまでと「真逆」の内容を演じてしまったことになる。また、選手個々のパフォーマンスも低調だった。特に後半は「笛吹けど踊らず」とでも言うべきか。リードされているチームが見せるべき気迫が感じられないことに、遠路はるばる訪れたサポーターたちの落胆は大きかった。少なくとも、ホームでの第20節京都戦や第22節草津戦とは、別のチームのような出来だった。
一方、ホームに難敵湘南を迎えた試合で勝利した福岡の前節は、この勝利で4連勝が記録されたことを証明するかのような、チームの地力を見せ付けての勝利だった。膠着し、時に主導権を握られながらも、松田監督によるシフトチェンジと勝負どころを心得た選手交代、そして何よりも、それにしっかりと応えた選手の頑張り(思えば仙台も、こと交代枠の使い方に関しては、タイミングこそ少々疑問が残るが、人選、及び内容としては比較的的確なものだった。にも関わらず効果が現れなかった点で、福岡とは対照的である)。終わってみれば2-0の快勝である。積み重ねかけていた自信が崩れかけている仙台と、明らかに自信を深めつつある福岡。前節の結果で、自動昇格圏内にいる福岡と6位仙台との勝点差は8に広がった。仙台としてはこの時期で、勝点差が2ケタに広がることは避けたいが、如何せんチーム状況には開きがあると言えよう。
・・・だが、甲府戦後、梁は言った。「うちは今日の試合で全く出来なかったことが、次には突然出来るようになることがあるチーム。だからとにかく、信じて頑張るだけですね」。ある意味、調子に波があることを認めてしまってはいるが、確かに梁の言うとおり、前節の出来からは信じられないような好試合を見せることも、ここ数節の仙台にはある。そしてそれが「アウェイからホーム」というタイミングで起こるのが仙台。思えば第2クール、仙台はホーム5試合全勝だ。
さらに福岡戦だけについて考えると、仙台は2連敗を喫しているものの、この2試合ともシルビーニョが不在であったし、バロンはケガから復帰したばかりで、第2クールの同対決が久しぶりのスタメン出場である故、完調とは決して言える出来ではなかった。梁の言うとおり、第2クールの好調時の姿を、仙台は突然思い出すかもしれないし、少なくとも福岡は「本調子の」仙台とは対戦していない。
よって試合の鍵は、前節からわずか中2日という短期間で、仙台が甲府戦で見えた問題点をどれだけ修正し、本来の姿を取り戻すことができるかにある。この点が叶えば、仙台は好調福岡相手にも、五分以上の戦いが出来るはず。それを信じて詰めかけるサポーターの前で、仙台は意地を見せられるか?
以上
2005.08.01 Reported by 佐々木 聡
J’s GOALニュース
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