●8月3日(水)17:30キックオフ/韓国・大田ワールドカップ競技場
東アジア女子サッカー大会2005 第2戦
なでしこジャパン(日本女子代表) vs 中国女子代表
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北朝鮮との戦いに敗れ一夜明け、中国戦の大雨の降る中、前日練習を行ったなでしこジャパンのメンバー。2戦目は場所を全州から男子の会場と同じ大田に移しての戦いとなる。
当初予定では、大田に移動しての練習だったが、会場までの移動はバスに揺られ少なくとも片道一時間はかかることから、選手の疲労を取ることを一番に考えてと急遽、全州内で行われることとなった。大雨の降る中、北朝鮮戦に70分以上出たメンバーはおよそ20分ほどの有酸素トレーニングでクールダウンを行い、それ以外のメンバーはおよそ1時間、みっちりトレーニングに励んだ。選手たちの表情は、敗戦から気持ちをい切り替え、きりっとした表情に変わっていた。
「優勝への望みをかけて…絶対に落とせない試合が目の前にあるから」だ。
さて、2戦目の相手は中国。過去の対戦では1勝5分15敗という対戦成績、わずか1勝したのも1997年6月8日のことで、現メンバーでその1勝を経験したのは澤、酒井、磯崎の3人のみ。「私たちがアテネオリンピックに行けたことで、あまり印象がないかもしれませんが…あの予選は、結局最後で中国に勝てていないんですよね。今のメンバーで一回も中国に勝ててないんです。だからどうしても勝ちたい」…と、キャプテンの磯崎選手がある日つぶやいた。そのとおり、中国は、アジア女子選手権優勝8回、昨年のアテネオリンピックアジア予選の優勝国で、アジアの王者であると同時に女子サッカー界においては、99年のワールドカップ準優勝という成績など、世界の強豪のひとつとされてきた。しかし、2003年のW杯アメリカ大会をベスト8で終えてから、少しばかり状況は変わってきている。圧倒的な強さを誇った当時の世代から新たな世代へと「世代交代」が行われているのだ。
今大会の開幕戦、昨日行われた韓国との対戦では2−0という結果で、そのスコア以上に精彩を欠いていたようにも見えた。その結果、第2戦はともに勝ち点0、1敗した同士の対戦となってしまい、厳しい状況におかれ、お互い譲れない戦いとなった。
中国は、3バックの前に4人の中盤が並び、前線はワントップとその後ろに2人の3人のトライアングルを形成するフォーメーションで、3−4−3といった形でのぞんでくる可能性が高い。見た目からすると身長も高く、足の長い選手が多い。身体能力の高い相手とまた戦うことになる日本だが、対する大橋監督は「最終的なところは今晩考えます」とし、最終的なフォーメーションを明日(試合当日)発表することになるようだ。
一夜明け、それぞれ反省点を具体的に口にした日本の選手たち。自分たちのサッカーをいかにすればピッチで出せるのか…選手同士の話し合いもあり、自分自身でじっと考えた選手もあり、かならずやその課題を克服しようとそれぞれが気持ちを切りかえ中国戦に向けて顔をあげた。FWの永里選手も、昨日の試合後は悔し涙を流したが、前日練習での表情には強さが戻っていた。「自信はあります」とはっきりと質問に答えた。
「点を取れなければ勝てない」と大橋監督は選手にずっと言い続けてきたが、「前へボールをつなぐために」それぞれのポジションの選手がそれぞれの立場で自主的に話し合いを持ったという。「より前の選手と近いところにポジションを」と澤選手、「もっとポジショニングがよければサイド攻撃を有効に出来ると思う」と矢野選手。そしてボランチの二人は同部屋で話し明かしたという。「どうすれば昨日のような状況を打開できるか」…。彼女たちの表情は、中1日でむかえる試合に対しても「疲れ」を感じさせない。
一方、今日1時間しっかり練習をしたメンバーに対し「プレッシャーが来れば来るほどそれを利用しろ!」「意図のあるプレーを!」など大橋監督のいつもに増して厳しい声が響き渡った。「11人じゃなく、20人で戦ってます」という澤選手の言葉通り、全員の戦いへの緊張感と気迫がこもった練習となった。「出番がいつ来てもいいようにがんばります」と毎日練習に励む川上選手…練習中には彼女の大きな声が常に響き渡っている。
優勝への望みをつなぐため、そしてアジアの勢力図をひっくり返すため、全員の力で中国を破りたいところだ。会場を大田に移して行われる、なでしこジャパンvs中国代表は8月3日、午後5時30分キックオフ、男子代表の中国戦の前に同じ会場で行われる…勝利で男子に勢いをつなげたいところだ。
再び強く立ち上がった「なでしこジャパン」の姿に期待しよう。
以上
2005.08.02 Reported by 日々野真理
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