8月14日(日)ヤマザキナビスコカップ 準々決勝 横浜FM vs 大宮(19:00KICK OFF/三ツ沢)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
ヤマザキナビスコカップ準々決勝の第1戦は、横浜FMが栗原の一発で勝利をものにした。85分でのセットプレーからの失点だっただけに、大宮にとっては悔いの残るものだったかもしれない。
アウェイでの先勝。状況は横浜FMが優位との見方が順当だろう。ただし一昨年の準決勝は(昨年の決勝トーナメントはホーム&アウェイではなく1試合による勝敗だった)、ともに第1戦を落としたチームが逆転してファイナリストになっている。最少失点差だった第1戦の結果では、第2戦で大宮の逆転の可能性も大いにある。例えば1-0で勝って2試合のトータルで同点に持ち込めば、延長戦さらにPK方式による決着で、ベスト4という道も開ける。
大宮・三浦監督といえば、ベースやコンセプトをブラさずにしっかり戦う堅実タイプ。だが、第1戦での1点のビハインドを抱えて臨む今節では、勝負師然とした采配が見られるかもしれない。大宮にとっては初めての決勝トーナメントであり、準決勝進出がかかるこの一戦だけに、いくつかの新しいバリエーションも準備しているかもしれない。心配なのが、キーマンともなるFWクリスティアンがブラジルに一時帰国し、この試合に欠場とのニュース。となるとFW陣は桜井、森田、横山らで組むことになるが、前線でのキープ力や空中戦の破壊力はダウンせざるをえない。もちろん、前の試合でも横山が果敢にゴールへ向かって健闘していたし、森田は高さがある。ある程度攻撃の形は作れる。そして決定力のある桜井。4月のリーグ戦(第7節:1-2大宮の勝利)の決勝ゴールの再現といきたい。
迎え撃つ横浜FM。これも岡田監督の采配に、まず注目。1点のアドバンテージを大事に考えて安全策をとるのか、それともシーズンの1試合ととらえてチームを成長させるためにアグレッシブにいくのか。過去2シーズン、同じケースで岡田監督は後者を選択していた。ところが、今回は前者のリスクを気にしつつ、まず準決勝に進出するほうを選ぶ気がする。
理由はふたつ。まずAFCチャンピオンズリーグに敗退したことでヤマザキナビスコカップのプライオリティが上がったこと。そして、積極的に攻撃重視でいくには戦力が整っていないことだ。FW陣では、久保はケガが全快しておらず、新外国籍選手のグラウも合流後間もない。坂田や大島も疲れなどで100%のコンディションには届かない。さらに奥も90分間のプレーが難しい。ここは焦らず、今のサッカーを一歩ずつ前進させるのが妥当だ。具体的には両サイドが互いにバランスを忘れずに、攻撃に参加していないほうはカウンターを警戒して引いておくことや、ボランチ2枚のうちどちらか1枚を必ず守備に残しておくこと。7月30日のプレシーズンマッチ・バルセロナ戦のように新外国籍選手のマグロンを入れてのトリプル・ボランチというシステムもあるかもしれない。そうなるとゴール前の守りは、より堅固になる。
トーナメントだけに、1点を争う緊迫した展開になるのは間違いない。まして1戦目が1-0では、ゴールが生まれやすい状況ではないだろう。しかしサッカーファンとしてはエキサイティングな展開に期待したい。ヤマザキナビスコカップに潜んでいるリーグ戦に負けない面白さには、1点をめぐるベンチ同士の駆け引きもそうかもしれないが、負ければあとがないだけに、思い切った仕掛けやトライ、開き直って仕掛ける猛攻のスリリングさもあるはず。第1戦という状況では仕方がないとも言えるが、先週のゲームでは両チームともにゴールに向かう迫力が十分ではなかった。カップ戦を、もっともっと多くの方にアピールできるようなゲーム、そしてその上での堂々たるベスト4への勝ち名乗りを期待したい。
以上
2005.08.12 Reported by 池田博人(インサイド)
----------
■注目のHot!Baller: 栗原 勇蔵選手(横浜FM)
(選手名をクリック&投票して、JOMOオールスターサッカーに選出しよう!)
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 横浜FM vs 大宮 プレビュー】先勝・横浜FMの優位を覆す大宮の秘策はあるか? 両監督の采配にも注目。(05.08.14)















