8月13日(土) 2005 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
G大阪 2 - 2 C大阪 (19:00/万博/11,155人)
得点者:'7 ゼカルロス(C大阪)、'17 フェルナンジーニョ(G大阪)、'62 古橋達弥(C大阪)、'89 アラウージョ(G大阪)
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第1戦を3-0というスコアで終えたことが、おごりに繋がったとは思えない。ただ、多少なりともあったとは考えられる『心の余裕』が、いつものG大阪らしい攻撃にブレーキをかけてしまったとは言えるだろう。少なくとも、すでに3点ものビハインドを背負ってアウェイに乗り込んできたC大阪に比べれば。その『心の余裕』に入り込むかのように、立ち上がりからリズムを作ったのはC大阪。プランの1つであった「あまり前がかりになりすぎず、少し引き気味にマークを堅く入ろう(小林監督)」という意識統一のもと、ボランチを含めた守備がしっかり守って攻撃に転じるといった形を貫いていく。加えて、ケガから復帰のMFゼ・カルロスが左サイドから積極的に仕掛けることで攻撃にリズムを見い出す。7分のPKでの先制点も彼から生まれたもの。左サイドからドリブルで前線へと突破を図ろうとしたMFゼ・カルロスに対し、G大阪DF山口が思わずエリア内でファウル。それによって得たPKを本人自らが左足で決めて、第1戦同様、C大阪が先制する。
「PKで先制されたが、流れの中から取られてもおかしくない立ち上がりだったから、早く殴られろと思っていました」とは試合後の西野監督のコメントだが、実際に「殴られた」G大阪が軌道修正を図り、リズムを見い出したのは、その失点後のこと。それでもいつものG大阪に比べれば個々のミスが多く。パスサッカーからスムーズに攻撃を展開したとは言い難いゲーム内容。17分にはFWアラウージョからのパスを受けたMFフェルナンジーニョが個人技からゴールを奪い1-1にしたものの、その後も数回見受けられたゴールチャンスもポストに嫌われるなどして得点には結びつかないまま、前半を終了する。
1-1といっても、第1戦とのトータルスコアでの勝敗が決まるだけに、C大阪にとっては相変わらず3点のビハインドを背負ったまま、逆に、G大阪は3点をリードしたまま後半を迎えたが、そのG大阪は立ち上がりからMF松下に代えてDF渡辺を、FW吉原に代えてFW大黒を投入。対するC大阪も53分にMF久藤に代えてMFファビーニョを、MF森島に代えてMF苔口を投入と、早い段階で共に2枚のカードを切り、フレッシュな顔ぶれを揃えて試合を進めていく。そんな中、先に追加点を奪ったのはC大阪。MF布部からFW西沢、ドリブルでの仕掛けからMFファビーニョと繋ぎ、最後はMF古橋が落ち着いて決めて1-2。ダービー15連敗中のC大阪が意地を見せるかのように得点への意欲を明らかにする。
それでも、第1戦の点差を考えれば、まだまだ得点が足りないC大阪は、79分にMF布部をさげてFW黒部を投入。中盤を1ボランチにして前線に厚みを持たせ3点目を取りにいこうとする姿勢を示すが、その4分後。MFゼ・カルロスがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場に。これによってゲームプランを変更せざるを得ない状況に陥り、再び、守備への負担が多い戦いを強いられたC大阪。これに対しG大阪は何とか同点に、との意識のもと、FWアラウージョを中心に果敢にゴールを目指そうとするが、得意のコンビネーションから相手を崩しきることはできず。個人技だのみの攻撃展開の中、ロスタイムにはFWアラウージョが決めて同点にこそ追い付いたものの、相手をあざ笑うかのような圧倒的な攻撃展開は最後まで見られないまま、2-2で試合を終了した。
これにより、第1戦の結果をあわせれば5-2で勝利したG大阪が、準決勝への切符をものに。悲願の『タイトル奪取』に向け、また一歩前進した。
以上
2005.08.14 Reported by 高村美砂
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