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【J2:第27節 仙台 vs 横浜FC プレビュー】スタジアムの「主役」の座を守るべく戦う仙台。注目は、大学MVPの並ぶ右サイド。(05.08.20)

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8月20日(土)J2 第27節 仙台 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/仙台)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 冒頭からいきなりだが、迎える仙台としては、週末にやってくる横浜FCはともかく嫌な相手である。その理由は目に見える部分から心理的なものまで、多岐に渡る。第一に、今週の新加入選手ラッシュで、メンバーの構成が読めないことこの上ない。「カズ(三浦知良)と城の2トップを先発させる」という足達監督のコメントから、最前線の組み合わせはわかった。では、ここまで2トップの一角を占め、広範囲に動き回り積極的なシュートで貢献していた北村はどこへ回るのか。一説には中盤右サイドでの起用が濃厚というが、前節そこにいた佐藤一樹は? 左サイドバックの中島が出場停止なため、そこに入る可能性も考えられる気がするが…。
 
 ポジションがわからないのはサイドばかりではない。今週、相次いで期限付き移籍での加入が発表された山口と浮氣は共に守備的MF。フィットネスさえ整っていれば、仙台戦から起用の方向らしいが、では中盤フラットの4−4−2において、前節センターハーフとして起用されていた内田と貞富の2人はどうなるか? 浮氣は湘南でセンターバックとして起用されていたことから、最終ラインに組み込むことも可能だ。迎える仙台にとっては、不確定要素が多すぎる。確実なのはGKの菅野、センターバックの一角のトゥイード、そして2トップくらいか。
 
 次に、スタメン起用が濃厚なカズ。移籍後のゴールはまだないが、故にゴールが生まれれば横浜FCに大きな勢いを与えかねない。これまでカズを擁する横浜FCを迎えてきた各チーム同様、仙台スタジアムのチケットもほぼ完売の状態で「仙台戦には復帰予定というニュースが伝わった途端、特にアウェー席からすごい勢いで売れ、さらに『カズが先発』という報道が出たことで拍車がかかった」とは仙台のチーム関係者。そもそも「サイン欲しいですよ」と公言する関口のように、対戦する仙台の選手ですらワクワク感を隠せない一戦なのだ。普段とは違う雰囲気になりかねないスタジアム。仙台として決して満員を喜んでばかりはいられないようである。
 
 さらに、仙台は戦力的にも苦しい。磯崎を負傷で、さらに前節で代役を務めた富田も出場停止となってしまった左サイドバック。前節の途中から同ポジションに入った村上は有力候補の一人だったが、実は彼もまた札幌戦での負傷がことのほか重かったことが判明、今節は欠場となってしまった。
 そこで、右サイドバックの森川を左に移すと共に、空いた右には、本来右サイドハーフである中田を投入することにした。とはいえこれは、決して驚くべき話ではない。この起用法は今季当初から想定されており、そもそも開幕戦の後半から、実際に公式戦で試されている。中田本人も「監督からは『上がって下がってを繰り返せる運動量がお前の魅力だ』と言われているし、長い距離を走る動きが、これまでのチームには足りなかったように思う。自分の持ち味を前面に出してこなしたい」と意気込む。
 これと同時に、両サイドハーフも若干変更。村上の代わりに熊谷がボランチに入ることで、空いた右サイドハーフに梁、そして左に関口が入る予定。楽しみなのは、右サイドに並ぶ中田と梁のコンビだ。一昨年の大学東西MVPであり、揃って仙台の中盤を担う存在と思われていた2人が、初めて「縦」の関係となる。両サイドに配されるよりも緊密な連係が求められる中で、地元ラジオ局でコンビMCを務める番組も持つ2人が、攻守に渡りいかなるハーモニーを見せるのか、期待は高まる。
 
 カズを筆頭に、横浜FCの布陣に注目が集まりがちなのは仕方がないが、視線を引き寄せ返す、新たなまばゆい光を放つ準備を、仙台としては虎視眈々と進めている。90分の笛が鳴った時、ほぼ満員であろうオーディエンスの心に残るは、黄金色か、水色か。


以上

2005.08.18 Reported by 佐々木 聡
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