8月20日(土)J1 第19節 鹿島 vs 広島(18:30KICK OFF/カシマ)
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約1ヶ月ぶりの再開となるJ1リーグ戦。首位・鹿島アントラーズはマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチ(7/28)の後、オフを経て地元でトレーニングを積んできた。その間、アリの移籍・帰国、金古聖司のヴィッセル神戸へのレンタル移籍などがあったが、明るいニュースも出てきた。負傷で長期離脱していた名良橋晃とアレックス・ミネイロの復帰のメドが立ったのだ。久しぶりの公式戦で彼らがどんなプレーを見せてくれるのか。これは大いに注目だ。
一方のサンフレッチェ広島も8月上旬に北海道キャンプを実施してチーム力アップを図った。左のスペシャリスト・服部公太の右ひじ脱臼は気がかりだが、それ以外のコンディションは全く問題ない。ベストに近い布陣を揃え、首位を独走してきた相手から勝ち点3を獲りにいく。
J1第19節・鹿島対広島戦が20日18時30分からカシマスタジアムで行われる。前節までの成績は鹿島が12勝3敗3分・勝ち点39で首位に立ち、広島は7勝4敗7分・勝ち点28で4位につけている。2位・ガンバ大阪が勝ち点4差で迫っているだけに、鹿島としては中断明け最初のゲームでいきなりの取りこぼしは許されない。逆に広島は優勝戦線に残るためにも上位叩きをしておきたいところ。小野剛監督も「この一戦はきわめて重要」と選手たちの士気を高めている。
7月の連戦時はアレックス・ミネイロ、大岩剛ら主力の負傷に悩まされた鹿島。横浜F・マリノスと名古屋グランパスエイトに痛い敗戦を喫し、序盤戦の勢いが止まりかけてしまった。そこでトニーニョ・セレーゾ監督は中断期間に改めてチーム建て直しを図った。ケガ人が続々とピッチに戻る追い風もあり、今回は久しぶりに主力級を揃えられるようだ。
18日の紅白戦では、前半はGK曽ケ端準、DF(右から)内田潤、岩政大樹、大岩、新井場徹、ボランチ・青木剛、フェルナンド、2列目・増田誓志、本山雅志、FW野沢拓也、鈴木隆行がレギュラー組でプレー。後半は名良橋、アレックス・ミネイロがレギュラー組に入り、中断期間に柏レイソルからレンタル移籍したリカルジーニョもピッチに立った。前日の日本代表戦に出場し、大事を取って休んだ小笠原満男以外は、全員が元気な姿を見せていた。J1再開後の大事な試合だけに、トニーニョ・セレーゾ監督も誰をスタメンに据えるか判断に迷うところ。おそらく名良橋とアレックス・ミネイロが先発出場し、内田と鈴木はベンチスタートになるだろう。
ボールポゼッション力と攻撃のイマジネーションはJ1でも抜きん出ている鹿島だが、名良橋が復帰すればサイド攻撃の威力は一気に増す。本来なら彼の対面は服部だが、右ひじ脱臼の影響で先発できるかどうか微妙。欠場の場合は高柳一誠が出ると見られるが、いずれにしても右サイドを巡る攻防は見もの。名良橋の状態がどのくらい全盛期に近いのか。彼の出来がこの試合の1つのポイントになりそうだ。同様に左サイドの攻防も注目である。鹿島・新井場と日本代表入りで自信をつけている広島・駒野友一は、ともに攻撃力に長けている選手。鹿島としては両サイドでイニシアティブを取り、試合を優位に進めたい。彼らと小笠原、本山ら創造性ある中盤が効果的に絡めば、広島守備陣を混乱に陥れるのもそう難しくない。
あとはフィニッシュだが、2トップの一角をなす野沢は中断前、7月23日の大宮アルディージャ戦で2ゴールを挙げるなど絶好調。アレックス・ミネイロも実戦から遠ざかったとはいえ、得点感覚に衰えはない。鈴木も控えており、FWのコマは豊富だ。早い時間帯に先制ゴールさえ奪えれば、あとは岩政・大岩ら守備陣がガッチリをゴール前を固めてくれる。それが長年、常勝軍団が培ってきた「勝ちパターン」。その形にいち早く持ち込みたいものだ。
ボールキープ率では鹿島より劣るであろう広島は、チーム最大の特徴である手堅い守備でまずは相手の攻めを封じたい。4月9日の前回対戦時は主導権を握りながら、野沢の1点で沈んでいるだけに、選手たちのリベンジの気持ちも強い。北海道キャンプでアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ突破の水原三星(韓国)を2−1で破るなど、チーム状態は今、確実に上向いている。ガウボン、佐藤寿人の2トップも鋭い得点感覚を取り戻しつつある。体を張ったプレスでボールを奪い、素早いカウンターを繰り出す形に持ち込めれば、彼らにも勝機は十分にある。「鹿島との相性は悪くない」と小野監督も勝利に自信をのぞかせているようだ。
広島の予想スタメンは、GK下田崇、DF(右から)駒野、ジニーニョ、小村徳男、服部、ボランチ・森崎和幸、右MF茂原岳人、左MFベット、トップ下・大木勉、FWガウボン、佐藤の4−4−2。ジョーカー・前田俊介ももちろんベンチに控えている。攻撃の持ち駒は比較的豊富なだけに、状況に応じた小野監督の采配にも注目したい。
鹿島が独走態勢を固めるのか、それとも広島が一矢報いるのか。再開後のJ1の行方を左右するビッグゲームがいよいよキックオフされる。
以上
2005.08.19 Reported by 元川悦子
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