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【J2:第27節 山形 vs 札幌 プレビュー】山形が9試合ぶりのホーム勝利なるか。札幌が過去の対戦成績を覆すか。勝ち点2差の3位と4位、直接対決。(05.08.20)

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8月20日(土)J2 第27節 山形 vs 札幌(19:00KICK OFF/山形県)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 前節の試合が終わった後、山形のロッカールームは何とも言えない空気に包まれたと言う。後半に先制したものの、ロスタイム直前にフリーキックを決められてのドロー。8試合ぶりのホーム勝利が目前ですり抜けた。
 その山形が今節迎えるのは、今シーズンの対戦で3−0、2−0と2連勝し、昨年の4戦を含めると6連勝中と相性のいい札幌。しかも山形がホームで最後に白星を飾っている相手とあって、今度こそホーム戦勝利か? と山形サポーターなら期待してしまう。だが、そうそう楽観できないデータもそろっている。勝ち点2差で順位でも札幌が一つ上の3位にいるのが現状だ。8月20日の夜、ついに解消されるのは、札幌の対山形連敗記録か? ホームでなかなか勝てずにきた山形の記録か?
 
 前節、札幌がホームで対戦したのは仙台。先制を許しながらも逆転勝ちした内容もさることながら、今季0−3、0−4とまったく歯が立たなかった仙台を相手に勝ち点3を挙げたことは大きな収穫だった。
 2節前の草津戦でデルリスが初先発してからチームは連勝。これを「デルリス効果」と呼べるほどの状況にはまだなっていないが、優れた個人技で相手はより一層の集中力を要求されることは確かだ。このデルリスを生かすには中盤でのポゼッションは重要な要素。高い位置でボールを奪い、デルリスの裏への飛び出しを軸に攻撃を組み立てたいが、前節の前半のようにロングボール一辺倒になるとゴールは遠のくことになる。ルーズボールを粘り強く拾う運動量とビルドアップの段階でミスをしないことが求められる。ちなみに、デルリスは水戸時代、怪我と出場停止で山形との2試合を欠場しているため、今節で出場となれば山形戦初登場となる。

 相手陣内に攻め込むことで、今度はセットプレーからの得点が期待できるのも今の札幌の強み。その中心は、ディフェンダーながら今季チーム最多の8得点を挙げている池内だが、得点した7試合(第20節の甲府戦で2得点)で6勝1分けと、勝ちに直結する仕事をしている。
 札幌が昇格を実現させるために乗り越えるべきハードルはいくつかあるが、柳下監督は仙台戦後の記者会見で「ゲームの中で『うまくいかない。じゃあどうしたらいいか』、そういうことを考えてやることが必要」とゲーム最中の修正能力を大きな課題に挙げている。今季、山形との対戦では、試合運びの緻密さ・巧みさの差が内容以上のスコアをつくりだした背景となっているだけに、その差をどこまで縮めることができるか、選手たちの奮起に注目したい。

 2週続きのホームとなる山形は、セットプレーでしっかり守ることと、それ以前にセットプレーを与えないことに注意が必要なことは間違いない。前節で同点を許したFKも、ポストの選手を背後から倒すファウルがきっかけだった。が、セットプレーを恐れるあまり、ディフェンスそのものが消極的になることはいちばん避けなければいけない。上げるべきラインを上げ、クリアすべきボールをしっかりクリアする。その中でセットプレーを与えたとしても、「一人ひとりが責任を持って自分のマークにつけば問題はない」(大塚)。冷静さと自信は90分間を通して必要だ。

 攻撃面では、3バックの札幌を相手にサイドのスペースを突くことは容易に想像がつく。しかしそこから単純にクロスを放り込む方法は、これまで思ったほど得点に結びついていない。ビルドアップからゴールまで、めまぐるしい人の動きと正確なパスワークでもぎ取った前節の先制点はそれを打開する一つの例だが、得点力アップのためにどのような工夫を用意しているのか、山形のボールがサイドに渡ったら、ぜひ注目を。

 2位・福岡との勝ち点は3位・札幌が4差、4位・山形が6差。残りが18試合ということを考えれば十分射程圏内だが、そのためには、しぶとく勝ち点3を拾い続けることが条件となる。いよいよ潰し合いの様相が濃くなる中での3位と4位の直接対決、ともに勝利が必要なことは言うまでもない。


以上

2005.08.19 Reported by 佐藤 円
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