8月21日（日） 2005 J1リーグ戦 第19節
柏 1 - 2 千葉　（19:05／柏／11,610人）
得点者：'41 巻誠一郎（千葉）、'68 羽生直剛（千葉）、'72 レイナウド（柏）
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●波戸康広選手（柏）
「相手に回されるのはわかっていたけど、全体的に悪くはなかった。カウンターがしっかりできなかった。みんながボールを持てるので、簡単にカウンターにならなかった。もう少し早く前の3人に繋げていれば、おもしろいサッカーになったと思う」

●土屋征夫選手（柏）
「前半はボールを回されたが、崩されてはいなかった。うちのサッカーが出来ていた。フランサやレイナウドが日本のサッカーをまだ知らないという部分があるが、それはこれからよくなると思う。みんなが最後の1分まであきらめずにプレーできた。その点は成長している。次節、クレーベルが出られないのが痛い」

●大谷秀和選手（柏）
「1人少なくなってからもチャンスはあったし、悪くはなかった。試合に入る前に、山岸（千葉）の調子がいいということで、自分がしっかりそこを抑えるのが大前提だった。千葉は両サイドが攻撃の起点になるので、相手を下げさせれば走る距離も長くなって攻撃参加にも時間がかかる。自分としてはバランスよくできたと思う。でも、もっと高い位置でボールを取れればよかった。後半は相手がバテていたので、その時に点を取れればよかったかな…」

●小林亮選手（柏）
「ひとりで攻めて満足するものじゃないし、もっとチームが連動して動かなければいけない。これで終わりではないので、切り替えて次節に臨まないといけない。自分たちのように若い選手、矢野や谷澤らで、若さを前面に出して、労を惜しまずに走るプレーを見せればチームに活気が出てくる。それが若手の役割」

●クレーベル選手（柏）
「このシステムも、このメンバーでやったのも初めて。ボランチで守備に重点を置いてプレーしたのも初めてだった。周りがフランサやレイナウドのキャラクターを理解すれば、これからもっとよくなっていくと思う」

●巻誠一郎選手（千葉）
「（先制点のシーンは）CKに対してニアにヘディングが強い選手が集まっていたので、僕がファーにいれば誰かがニアで潰れてくれたときに得点チャンスができると思った。大さん（斎藤大輔）がニアでヘディングシュートをして、うまくボールがこぼれてきたんですが、もうぐちゃぐちゃの混戦だったので体のどこかに当たればと思って両足を出しました。結局、どんなシュートだったのか覚えていません。
（警告2回目のときは）声援で主審が吹いた笛がまったく聞こえなかった。でも、1回目の警告にしても、いま考えれば相手に手を出さなくてもよかったし、得点しても退場処分になって結果的にチームに迷惑をかけてしまったなと思っています」

●羽生直剛選手（千葉）:
「（得点シーンは）自分が完全にフリーの状態で前に行けたし、ゴールとの距離感もよくわかっていたので、狙ったとおりにループシュートが打てました。ナビスコカップ（の磐田戦）で点を取っていたので、その感覚で冷静にやれました。今日は巻とタケ（林丈統）さんがうまく相手の選手をつってくれていたし、イリアン（・ストヤノフ）がオーバーラップを仕掛けてくれたりして自分でもうまくスペースを見つけてプレーできたと思います」

●立石智紀選手（千葉）:
「相手の新外国籍選手の情報があまりなかったので、オシム監督からは試合前に『開始直後は慎重にやれ』と言われていたんですが、結城と（斎藤）大輔、阿部がある程度うまく相手をつかんでくれていたと思います。
相手にスピードで行かれてチャンスを作られたところはあったけれど、組織的に崩されたところはそれほどなかった。PKを決められて無失点で終われなかったのは残念だけど、追いつかれて引き分けにならずに勝ててよかった。柏に得点されて1点差になったときよりも、巻が退場処分になって柏と同じ人数になったときのほうが危ないなと思って、みんなを落ち着かせることを意識しました」

●工藤浩平選手（千葉）:
「交代で入ったときはオシム監督から『タケ（林丈統）さんと同じFWのポジションに入れ』と言われました。前線でキープしてタメができるプレーをやるように心がけたんですが、前を向いた状態でも相手にボールを奪われた場面もあったので、その点は反省しています。僕がピッチに入った、あの時間帯は前にスペースがあったので、ボールキープしながらも簡単にパスして試合を落ち着かせようと思ったのですが、そこまでうまくできませんでした」

以上