8月24日(水)J1 第20節 F東京 vs 名古屋(19:00KICK OFF/味スタ)
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前節の浦和戦後、F東京の原監督は気になる発言をした。「前半はササがどこにいればいいか分かっていなかった。梶山もよくなく、どこにいていいか分からないという状況だった」
Jリーグ再開後の初戦となった20日の第19節で、浦和のホームに乗り込んだF東京は開始早々5分にいきなり先手をとった。決めたのは新加入のササ・サルセード。中断期間中に獲得した新戦力のゴールに、F東京サポーターは期待に胸躍らせたはずだ。ところが、その後F東京は浦和に逆転を許し、1-2で黒星スタートとなってしまった。
新戦力がいきなり結果を出しながら逆転負けを喫した一戦で、敗因のひとつとして語ったのが、冒頭の原監督の言葉だ。ピッチ上に戦術を理解し切れていない選手がいる。この事実は、チームで戦うサッカーにおいては致命的となりかねず、「前の追い込みとうしろの連動性が取れなかった」という加地の言葉もうなずける。中3日という短いインターバルで臨む今節の名古屋戦では、ピッチに立つ11人がいかに同じビジョンを描けるか。この点が大きなポイントとなりそうだ。
また、別の敗因として「早い時間帯に点をとったことでズルズル引き過ぎた」(原監督)ことも挙げられる。「攻撃サッカー」を標榜するF東京。もともとは、何点でもねらえる攻撃力が売りのチームだ。ところが、この日は奪った1ゴールを大事に守るかのように、浦和の反撃の「受け」に回ってしまった。11試合勝ち星のない暗闇を経験しただけに、少し弱気な面が出たか。サポーターのあと押しが受けられる再開後のホーム初戦では、大声援に応える本来の「攻撃サッカー」を見せたい。
その意味で期待したいのが、浦和戦で途中出場後にサイド攻撃を活性化し、ポストを叩く惜しいシュートも放った石川だ。チームが不調のどん底にあった期間、自らも調子を落とし、迷いも見られたが、浦和戦を見る限りでは本来のプレーを取り戻しつつあるようだ。原監督は昨年、ナビスコカップ決勝という大一番を前に、石川に対して「ニコニコやっているのがナオのよさ。それを出してくれ」と発言しているが、右サイドのスピードスターが、自らサッカーを楽しむ、のびのびとしたプレーを取り戻せれば、F東京の「攻撃サッカー」には大きな追い風となる。
一方、19試合を終えて7勝6分け6敗、勝点27で横浜FMと並び、得失点差で上回って7位に付ける名古屋。上位進出を窺えるそこそこの位置にはいるものの、いまいち流れに乗り切れていない。第5節から第8節まで4連勝を飾り、一時は2位をキープしていたが、その後の11試合では連勝がなく、前節も6試合勝ち星のなかった神戸に0-1で敗れた。とは言え、6月に加入した藤田はチームのなかで存在感を放ち、進加入のルイゾンもネルシーニョ監督から及第点を与えられる上々のデビュー。チーム力は確かにアップしており、あとは着実に結果を積み上げていくだけの怖いチームだ。
前節、黒星での再スタートとなった両チーム。ホーム・F東京の三浦は「味スタでは気持ちいいくらいに勝ちます」とサポーターの期待に応える戦いを誓う。一方、アウェイ・名古屋のルイゾンは「8月の残り2試合をしっかり勝って勝ち点6を稼ぎたい」と意気込む。再開後初白星をねらうチーム同士の対戦は、24日19時、味の素スタジアムでキックオフを迎える。
以上
2005.08.22 Reported by 小川典子
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