8月24日(水)J1 第20節 清水 vs 東京V(19:00KICK OFF/日本平)
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再開初戦は、どちらも勝つべきゲームを勝ちきれなかった両チーム。ナビスコカップも含めれば、清水はここ6試合勝利がなく、東京Vは5月から11試合も勝利から遠ざかっており、今度こそ引き分けではなく絶対に勝点3が欲しいというのは、お互いに同じ思いだろう。
ホームの清水にとって、今の最大の課題は「勝ちきれない」ということだ。守りが安定している分、先制点を奪う試合は多いが(ここまでの19戦中11試合)、追加点を奪えない、土壇場で守りきれないといった試合が多く、それが10分けという引き分けの多さにつながっている。前節のC大阪戦でも、前半に先制してその後もうまくゲームをコントロールしたが、後半ロスタイムに失点してしまい、1-1の引き分け。試合後、長谷川監督は「前半戦の再現を見ているような、勝ちきれない悔しいゲーム」と嘆いた。
清水が勝ちきれない原因のひとつには、「ちょっと極端に守りに入った気もする」(高木純)というように、守りに入りすぎてしまうという面もあるだろう。そのため、自陣でボールを奪ってもなかなか前につなぐことができず、クリアが多くなってしまうし、セカンドボールも拾えず、ますます押し込まれて守備陣が消耗してしまう。そうなると当然、カウンター攻撃もスムーズにいかず、追加点も奪いにくくなるという悪循環に陥りがちだ。長谷川監督も、そのあたりは以前から課題にしており、ホームゲームでどの程度改善できるのか(それには先制点を奪うということが前提になるが)、ぜひ注目してみたい。
対する東京Vは、バドン監督が就任して2戦目。課題の守備に関しては、人に対するマークを徹底しながら、かなり改善されてきたように見えた。だが、前節の大宮戦で勝ちきれなかった原因は、守りきれなかったことよりも、「前半のあの流れで1点しか取れなかったのは……」(小林大)というように、追加点が奪えなかったことが大きかった。
新加入のジウと、ワシントン、平本のコンビが予想以上に機能して、前半は多くのチャンスを作ったが、攻撃が中央に偏る面もあり、バドン監督も「もっとサイドを使って相手を開かせて、そこから中央にいけるようにしたい」と課題を口にした。
対決の構図としても、東京Vの攻撃vs清水の守備という意味で見どころが多く、そこに東京Vはエースのワシントンが、清水は守備の要の斉藤が出場停止という要素が絡む。清水が未知の相手ジウをどれだけ抑えられるか、東京Vはワシントン不在の中でどれだけ清水ゴールを脅かせるか。両チームとも勝利への渇望が強く、予想しにくい部分も多く、試合を盛り上げる要素には事欠かない一戦と言えるだろう。
以上
2005.08.22 Reported by 前島芳雄
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