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【J1:第20節 G大阪 vs 磐田 レポート】上位対決は、G大阪が「失点以外はパーフェクト」の逆転勝利! 負傷者が続いた磐田は先制点を守りきれず。(05.08.25)

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8月24日(水) 2005 J1リーグ戦 第20節
G大阪 3 - 1 磐田 (19:01/金沢/19,129人)
得点者:'24 前田遼一(磐田)、'66 フェルナンジーニョ(G大阪)、'73 アラウージョ(G大阪)、'84 アラウージョ(G大阪)
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「1対1に追い付いてからも攻め急がずに、2点目をとっても、3点目をとってもペースを崩さないで戦えたのが良かった。うちが前がかりになりすぎてしまったら、相手がカウンターを狙ってくるのは分かっていましたから」。試合後、G大阪のMF橋本がそう振り返ったように、キックオフからリズムよく戦っていたG大阪にとって、何より、そのリズムを90分間保てたことが結果に繋がったと言えるだろう。正直、立ち上がりから攻勢で試合に入ったにも関わらず、FW大黒、FWフェルナンジーニョ、FWアラウージョが「手を変え、品を変え」といった具合にシュートを放っていたにも関わらず、ゴールに嫌われ続け、逆にたった1回とも言うべきミスを突かれて24分に先制ゴールを磐田に許した瞬間は、嫌な予感が頭を過ったが。

 だが、そんな不安をよそに、というより、失点をものともせず、1点のビハインドを追い掛ける後半も、G大阪は落ち着いて攻撃の形を作り出す。「同点に追い付けばひっくり返せると思っていたので、開始15分までにそれを達成してリズムを掴みたいということを僕も選手も感じていた。それを意識しながらバランスを崩さず戦えていたと思う」とは試合後のG大阪・西野監督の言葉だが、その言葉通り。DF渡辺に代えてMF家長を投入した後半は、右サイドにMF二川を動かし、MF家長を左サイドに配置。サイドではそのMF家長が得意の攻撃力を活かして起点となり、中盤ではMF遠藤とMF橋本が攻守にバランスをとりながら前線へと繋げ、前線はFW大黒が動き回ることで相手を引き付け、それによってうまれるスペースをFWフェルナンジーニョやFWアラウージョが活かしてゴールを狙うといった攻撃の形を徹底し、磐田ゴールに襲い掛かる。
 
 同点弾は66分。「開始から15分」という目標よりはやや遅めではあったが、FWアラウージョのパスを受けたFWフェルナンジーニョが右足でゴールを叩き込むと、73分にはFW大黒からの絶妙なパスをFWアラウージョが左足で決めて逆転に成功。更に、84分には相手をあざ笑うかのようなゴール前のワンツーからFWアラウージョの追加点がゴールネットを揺らし、3-1とトドメを刺して試合終了。

「ハプニングというか、これだけトラブルが続くと厳しい…」と試合後、磐田・山本監督が顔を曇らせたように、19分という早い時間帯でGK川口がケガで途中交代。3人の選手交代を終えた後にDF服部が足を痛めるなど、磐田に悪い要素が重なってしまったのは事実。だが、それにも増して『首位』を明確に意識して試合を迎えたG大阪が、同じ意識を持つ磐田との上位対決において、「失点シーン以外はパーフェクトに近いゲーム(西野監督)」を展開できたことが、勝点3に繋がったと言えるだろう。
試合終了後、19,129人もの観衆を集めた石川県西部緑地公園陸上競技場に響き渡った、G大阪ファンによる『万歳三唱』の声は、いつもに増して力強く、そして誇らし気だった。


以上

2005.08.25 Reported by 高村美砂
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