8月31日(水) 2005 ヤマザキナビスコカップ 準決勝
G大阪 1 - 0 横浜FM (19:05/万博/7,049人)
得点者:'82 アラウージョ(G大阪)
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「0ー0の引き分けに終わってもおかしくないような展開だった」とガンバ大阪のDF宮本が振り返ったように、立ち上がりから試合終了まで、お互いが耐えて、凌いだ耐久戦だった。82分にG大阪のMFアラウージョがゴールネットを揺らしたシーン以外は。
連戦の疲れ、先週土曜日(リーグ戦21節)の同カード・同会場での対戦など、この日の試合を難しくする要素はいくつかあった。特に同カードを戦ったばかりの両チームの選手にとって、相手を熟知しながらも「カップ戦なので、リーグ戦とはまた違った戦いをするのではないか?」と、相手を探りながら試合をすすめることは、ある意味、心理面でも大きな足かせとなっていたはずだ。
実際には、G大阪はスタメン、人の配置を全く変えず、横浜FMもまた前回と同じシステムの中でMF那須に変えてMF上野をスタメンに入れるだけに留まった。にも関わらず、両者がさほどリスクを背負わない慎重な入り方をしたのも、その表れだろう。
また、両監督は試合後「これほど拮抗した展開はイメージしていなかった(G大阪・西野監督)」「プランではもっとアグレッシブにいくはずだったが、コンディションが悪く選手が動けなかった(横浜FM・岡田監督)」とコメントしており、つまりは「もっと攻撃力を示せたはずだ」というようなこと言わんとする振り返りをしていた。これも、互いの組織力、チーム力を考えるなら、また今日の1戦のみならずナビスコカップ準決勝の2試合で決着をつければいいのだということを踏まえて考えれば、相手の出方を見た上で、この第1戦が慎重な戦いになったことは当然のことなのかも知れない。
ただ、だからこそ、0-0で勝負が持ち越された後半、G大阪が82分、MFアラウージョによって奪い取ったホームでの「1得点」、横浜FMにとってのアウェイでの「1失点」が、第2戦を戦うにあたり、大きなアドバンテージになるという見方もできる。高い集中力を示した完璧ともいえる守備をベースに、何とか互いに攻撃の糸口を見い出そうとする中で、僅かなシュートチャンスを逃さずゴールに結び付けたG大阪と、「気をつけていたスローインからやられてしまった(岡田監督)」との言葉通り、わずかな隙を狙われて失点した横浜FM。そのハイレベルな戦いに見隠れする点差以上の両者の明暗が、次の第2戦にどのように影響を及ぼすことになるのかが楽しみでならない。
その第2戦はリーグ戦を挟んだ10月5日。戦いの場を横浜FMのホーム・日産スタジアムに移し、ファイナルへの切符をかけた準決勝の決着をつける。
以上
2005.09.01 Reported by 高村美砂
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