9月3日(土)J1 第22節 横浜FM vs 名古屋(19:00KICK OFF/日産ス)
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横浜FMは、再開後のJリーグで3連敗(ヤマザキナビスコカップを含めると4連敗)を喫してしまった。確かに前節G大阪戦の試合内容はよくなっている。しかし、このように内容が上向いているのに結果が出ないとき、得てしてチーム状況はなかなか好転しないもの。この名古屋戦で白星を挙げられないと、低迷はまだ長引くかもしれない。
いま降格エリアである16位との勝ち点差は6。次節は現在最下位ながらも全力サッカーで勝ち点を積み重ね始めた神戸。さらに対戦成績で負け越しているF東京、そして浦和と簡単ではない相手が続く。2年連続Jリーグ王者が降格争いに引きずり込まれるなど、誰も予想できないほどの悪夢。もちろん、そういう事態が訪れるとは思えないが、けが人が多く新戦力が、まだ機能し切れない現状は楽観できない。
4バックから3バックに移行しようとした横浜FM。もともとディフェンダーの選手層には定評がある。松田、中澤、中西、栗原、河合、那須。この中からの組み合わせは幾通りもできそうなのだが固定できない。ディフェンスを安定させるための試行錯誤。岡田監督の悩んでいる心境がうかがえる。こんなときはハートの強い選手の頑張りがチームを鼓舞してくれる。その点、栗原の得点力や中西のキャリアとマンツーマンの巧さも必要かもしれないが、ベンチにとって頼もしいのは河合だろう。前節のG大阪戦のようにボランチでの起用はディフェンス全体も機能しやすい。また彼のファイティングスピリッツは、チーム全体の士気を向上させてくれる。ひとつのきっかけさえつかめれば、本来のチーム力が戻ってくる可能性がある。
名古屋は新外国籍選手のルイゾンの突破力がポイント。二列目には藤田、中村と前線を追い越してゴールを狙うセンスも備えているだけに、ルイゾンが横浜FMのディフェンスラインを崩せば得点のチャンスは広がってくるだろう。また左サイドの中谷の勝負どころでの思い切ったドリブルも効果的。前回の対戦でも、試合を通じてのオーバーラップの回数は頻繁ではなかったが、ここぞというタイミングで攻め上がり、深くえぐってのクロス。これが藤田の同点ゴールを導いている。
今シーズンの名古屋は優勝争いに加わっていたものの、徐々にペースダウン。前節もホームで浦和に敗れて、また一歩、首位戦線から後退してしまった。だが、このままズルズルと失速するわけにはいかない。
横浜FMも、チームに勢いをつけるようなゴールがほしいところ。たとえば磐田からやって来たグラウがフィニッシュしてパフォーマンスを披露してくれれば、スタンドも盛り上がる。また派手さはないが、確かなテクニックで安定したプレーを続けているマグロンも、ゴールに直結する仕事ができれば、周囲とのコンビネーションはスムーズになる。
過去、このカードは、どちらかが一方的に勝つ展開が少ない。前半はディフェンスが互いに決定的なチャンスを与えず、後半に1点を争う勝負となるケースが多い。接戦になると名古屋の藤田、中村の存在が相手にとっては嫌だ。彼らはペナルティエリア内でしっかりゴールに直結する仕事ができる。横浜FMでは、同じ役目を負うのは山瀬功。ボールを受けてからのスピードの変化でマーカーを抜き去ってフィニッシュに結び付けたい。
ともに負けられない試合。同点で折り返したとき、後半の両監督の采配は見応えがあるものになりそうだ。
以上
2005.09.01 Reported by 池田博人(インサイド)
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