今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第22節 大宮 vs 新潟 レポート】大宮は退場者の影響もあって4失点。新潟は苦手のアウェイで勝利を手にした。(05.09.04)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月3日(土) 2005 J1リーグ戦 第22節
大宮 1 - 4 新潟 (18:34/埼玉/9,233人)
得点者:'37 菊地直哉(新潟)、'54 アンデルソンリマ(新潟)、'59 藤本主税(大宮)、'84 エジミウソン(新潟)、'87 ファビーニョ(新潟)
----------

 大宮の三浦俊也監督がこの試合を迎えるに当たって施した対策は、守備的なものだった。反町康治監督は「トシヤ(三浦監督)は守備を重視して4枚のディフェンスラインを選んでいたと思うが、(4人とも)ストッパータイプだった」という事をふまえ、自ら先発させた3トップに対し前戦からの激しいプレスを指示した。それが「試合を膠着させる大宮」と対峙した時に最適の対策だと考えたからだ。試合は実際にアルビレックス新潟のペースで進んだ。

 大宮は試合を組み立てようとポストに入った森田浩史にボールを集めるが、新潟の激しいプレスの成果もあって、前戦の選手へのフォローの人数が足りない。大宮は前戦が孤立する形となり、試合を作ることができなかった。

 その一方で、新潟はダイナミックな試合展開を見せる。特に出色のできだったのが、ファビーニョだ。足元に集まったボールを確実にキープし、そして前を向いて局面を打開した。フォローする鈴木慎吾とのコンビネーションも含めて新潟の攻撃を組み立てた。

 試合を支配した新潟が切望していたのが先制点。新潟が恐れていたのは、得点を奪えない事と同時に、それが大宮に守りのリズムを与えるという事だったが、そうした懸念を吹き飛ばし、試合の流れを変えたのが37分のプレーだった。反町監督は冗談めかして「ああいう形で点が取れておつりまで来た(トニーニョの退場)」と振り返ったが、新潟はFKから菊地直哉が先制ゴールを奪うと共に、トニーニョが得点機会を阻止したとして、一発レッドで退場処分となる。

 大宮は仕切り直しを狙った後半開始早々の54分にGK荒谷弘樹がミスを犯して2点目を失うが、その直後の59分に藤本主税→森田→藤本とつなぎ1点を返す。一人少ない事を感じさせない大宮の、素晴らしい気迫がチャンスを生み出していくが、なかなかゴールには結びつかない。大宮は68分に久永辰徳に代えて横山聡を投入。退場者を出しながらも中盤を2枚に落とし、3トップにして4-2-3という形にしたが、前戦を増やしただけではゴールは遠かった。

 試合終了間際の84分に上野優作からエジミウソンへのきわどいパスが通り新潟が3点目を奪う。「3点目を失ったところで勝負は決まってしまった」(三浦監督・大宮)

 さらに3分後には、2枚に落とした中盤のスペースを突かれ、ファビーニョに豪快なミドルシュートを叩き込まれ4失点目。これで試合は完全に決着した。新潟はこの試合前まではアウェイにめっぽう弱いという数字(ナビスコカップも含めると2勝10敗3分け)が残っているが、そうした中での今期リーグ戦2勝目(ナビスコカップを含めると3勝目)を今後の戦いにつなげたいところだ。

 一方、敗れた大宮は、退場者を出した後も良く戦ったが、さらなる飛躍のためには「チームとしての攻撃の形」(森田)を増やす必要があるだろう。この試合ではバランスを崩して4点を失ったが、基本的に守備では安定感があるチームだけにそれが上位進出の足がかりとなるはずだ。

以上

2005.9.3 Reported by 江藤高志
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着