9月17日(土)J2 第32節 草津 vs 仙台(19:00KICK OFF/群馬陸)
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前節、首位・京都に0−6と完膚なきまでに叩きのめされた草津と、水戸を下し6試合ぶりに勝利を手にした仙台との対戦だ。これまでに草津は、仙台に2連敗。第1クールは0−2、第2クールは0−4と、2戦とも完敗だった。今季、仙台から得点すら奪っていない草津としては、まず仙台のゴールネットを揺らしたいところだ。
「今までやってきたことが、今回の大量失点で、また振り出しに戻った」。京都戦後、手塚監督は力なく話した。大量失点による敗戦に加えて、齋藤がレッドカードで退場、小川は警告累積。今節・仙台戦でセンターバック2人が揃って出場停止となる事態を招いてしまった。加えて、13日には、先週末のサテライトリーグでレッドカードを受けた吉本にJ2リーグ戦2試合の出場停止処分が下された。まさに「泣きっ面にハチ」だ。
京都戦の前半では、草津の4バックの守備の弱点を徹底的に突かれた。一つは、ワンボランチの鳥居塚周辺のスペース。京都のパウリーニョ、アレモンが中盤まで下がってボールを受ける際のマークの受け渡しが曖昧で、2トップを何度もフリーにした。もう一つは、左サイドバックのチカが中央に絞って守備に参加したときのスペース。そのスペースを星に自在に利用された。
京都戦の前3試合の失点がわずか1点と、4バックでの守備に手応えを感じていた草津は、「京都も抑えられるのでは」という目に見えない油断があったのではないか。もし、齋藤が退場にならなかったとしても、大量失点は免れなかっただろう。退場者が出ての大量失点だから仕方がない、とは簡単に片付けられない。
今節、守備の主力2人を同時に欠く草津守備陣は、スクランブル態勢で仙台戦に挑まざるを得ない。14日に組まれた大学生との練習試合では、チカ、小田島、籾谷の3バックを試していた。この3人の先発の可能性が高いが、今季初めての組み合わせだけに、連携面で多少の不安が残る。ゲーム序盤の入り方には、注意が必要だろう。練習試合を見る限り、チーム状態は良くない。2トップは宮川、樹森が有力だが、好機はそう多くはないだろう。少ないチャンスを決めるかどうかがゲームの行方を左右する。
仙台は第3クールに入り、勝点を思うように伸ばせていない。第3クールの成績は2勝4分3敗の勝点10。対する草津は2勝2分5敗の勝点8。今クールに限って言えば大差はない。仙台サポーターが最下位・草津からの敗北を許すわけがなく、仙台としては絶対に負けられないゲームだ。草津との過去2戦はバロン、シルビーニョ、シュウェンクの外国籍選手3人が効果的に得点を奪い、ゲームの主導権を握っている。仙台は好調な3人を前節同様に先発で使ってくると見られ、草津の急造守備陣がどう対応するか注目だ。
草津がこれまでに挙げた5つの勝利は、すべて現在順位が7位以下のチームからの勝ち星。6位以上のチームからはまだ勝利を挙げることができていない。草津にとって6位の仙台は「境界線」だ。草津は仙台を倒すことで、上位への壁を打ち破りたい。
以上
2005.09.15 Reported by 伊藤寿学
J’s GOALニュース
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