9月17日(土)J2 第32節 甲府 vs 水戸(18:30KICK OFF/小瀬)
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全チームの試合消化数が並んだ結果、1位・京都(勝ち点68)、2位・福岡(勝ち点54)、3位・山形(勝ち点47)、4位・甲府(勝ち点47)、5位・札幌(勝ち点46)と、3位争いは混迷度が高まった。京都の独走にストップがかかる可能性は殆どないと思われるが、福岡が失速して3位争いグループに吸収され、2位・3位争いをするグループが4チームになる可能性も残るJ1昇格争い。4位の甲府にとって10位の水戸をホームに迎える32節は、内容の伴った結果で気持ちのいい勝利をサポーターにプレゼントしたい。
バレーの離脱で得点力に対する不安がある甲府。前節(31節・対徳島)は3得点を挙げて、少なくともこの試合に限ってはその不安を払拭した。バレーのポジションに入った須藤は、バレーとはタイプが違う選手であるが、『バレーがいなくなって点が入らなくなった』ということは絶対に言わせたくない。徳島戦では得点を決めることが出来なかったが、今節も先発の可能性は高く、バレーがいなくても甲府は強いというところを自らの得点でアピールしたい。
徳島戦では逆三角形の中盤の前の2枚を構成する藤田、倉貫のポジショニングがよかった。これまでは中盤の底(奈須)をカバーするために、藤田、倉貫のどちらかが下がることが少なくなかった。大木監督は、『3人がポジションを入れ替わることは問題ない』という趣旨の発言をしていたが、3トップに絡んで押し上げる動きが(カバーの為に)下がることで、十分に機能しない場面もあった。逆三角形が三角形や横一線になることもあったからだ。しかし、徳島戦では藤田、倉貫が高い位置でプレーすることで、相手ボランチに対してプレッシャーをかけることになり、守から攻に変わった瞬間に厚い攻撃を仕掛けることができた。しばらくはバレーをケガで欠く甲府だが4−3−3のシステムは機能しており、得点力が大きく下がる心配はなさそうだ。
攻撃面の課題は、攻め込むがシュートまで行けないという点だったが、中盤の押し上げが出来る限り大きな問題にはならないと思われる。甲府の大きな問題は守備力。90分間守りきることがなかなかできないからだ。タレントの問題でもあるが、アライールをセンターバックで起用できることになり改善の兆しは出てきた。ただ、アライールはカードを貰うことが少なくなく、如何に少ないカードで厳しく守ることができるかが課題になるだろう。もう一人のブラジル人DF、アレックス・オリベイラの復帰の目途が立たないだけに、アライールに対する期待は大きくなる。また、今節は右サイドの杉山が出場停止のため、山本が入ることになりそうだが、ディフェンスラインのコンビネーションも注目点だ。FWのサブには小倉が入る可能性もあり、彼のプレーを見ることが出来るかも知れないという楽しみもある。
10位の水戸は新外国籍選手・ファビオが加入。仙台戦で途中出場し、184?の身体を活かした空中戦で可能性の高さを魅せた。18歳の若いFWだが、年齢を気にする必要はないだろう。前田監督がファビオをどのように活かすのか注目したい。前節、ゲームメイクで活躍した秦とのコンビネーションも注目だ。
甲府は、熾烈な3位争いに加えて、『バレーがいなくなって弱くなった』と言わせたくないという気持ちが強く、チームはよりまとまっている。水戸にとっては厳しい戦いになるが、甲府に一矢報いるためにどんな戦いを見せるのか注目だ。
以上
2005.9.16 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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