9月24日(土)J1 第25節 磐田 vs 柏(15:30KICK OFF/ヤマハ)
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1ステージのリーグ戦も残り10試合。現時点で、磐田は首位(G大阪)と勝ち点9差の4位。逆転優勝するには、残りすべてに勝つほどの勢いが必要だ。一方、柏のほうは、入れ替え戦の対象となる16位(大分)と勝ち点2差の15位。こちらも負けられない状況は同じであり、勝ち点1でも非常に貴重なものとなる。当然、どちらの選手も、残り試合が少なくなって、かなり緊迫感を高めているはずだ。
ホームの磐田は、ケガ人が多い中で大分、大宮に連勝して勢いに乗りかけたが、前節のC大阪戦は、相手の術中にはまって0-2の完敗。山本監督も選手たちも「トーナメントのつもりで戦う」と言い続けてきたが、この敗戦は、精神的にも、勝ち点のうえでも非常に痛いものとなった。
おまけに、リベロの田中が今節は出場停止となり、いまやエース的存在の前田も股関節の痛みのために欠場濃厚。名波や鈴木がケガから復帰してきたのは大きいが、好調と言える選手が少なく、チーム全体としてはけっして万全とは言えない。最後まで優勝争いに加わっていけるかどうか、磐田にとって今節はまさに正念場の戦いとなる。
そんな中で、期待したいのはベテラン陣の踏ん張り。中山、崔、名波、福西、服部、鈴木といった経験豊富な選手たちが、プライドを見せてチームを引っ張り、カレン、船谷、太田といった活きの良い若手攻撃陣が伸び伸びとプレーできる状況を作れれば、活路も見えてくるのではないだろうか。
対する柏は、23節の名古屋戦に0-4で敗れた後、チームのテコ入れのために9月13日にラモス・コーチを電撃就任させて、「熱い魂」を注入することを狙った。
すると前節は、首位のG大阪を相手に気持ちの入ったプレーを見せ、2-1で逆転勝ち。いきなりラモス効果が強烈に発揮されて注目を集めた。
今年の柏は、6勝のうち4得点が2試合、3得点が1試合。かたや0-4の敗戦も2つあり、大勝もあれば大敗もあるという波のある成績。さらに、0-1の敗戦は3試合あるが、1-0の勝利はなく、そうしたデータからも、メンタル面の問題が垣間見える。その意味では、ラモス・コーチを招いたことは、選手を補強する以上の効果があったかもしれない。
ただし、それが1試合で消えてしまったのでは意味がない。今節では、明神を出場停止で欠くのは痛いが、エースの玉田が前節、良い形で2得点を挙げたこともあって、チームのムードはかなり良くなっている。G大阪戦のようにボールに対する出足で上回り、局面局面で厳しい守備をしていけば、アウェーで磐田に勝つことも十分に可能なはずだ。
柏イレブンが、2試合続けて魂のこもったサッカーを見せて、この勢いを本物にできるかどうか。その点も、今節の大きな見どころとなるだろう。
苦しいチーム状況で土俵際まで追い詰められた磐田が、ラモス効果で勢いのある柏を迎える一戦。そこには順位通りの力の差はなく、気持ちの部分が勝負を分ける熱いガチンコ勝負になるのではないだろうか。
以上
2005.09.23 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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