11月13日(日)J2 第40節 水戸 vs 甲府(14:00KICK OFF/笠松)
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2位福岡(67)、3位甲府(62)、4位仙台(60)、5位札幌(56)、6位山形(54)。昇格をめぐるJ2リーグ戦も残り5節、例年になく熾烈を極めている。2位・福岡から6位・山形までの勝ち点差は13。入れ替え戦のチャンスを与えられる3位・甲府からと考えれば、その差はわずかに8ということになる。もちろん、これからの取りこぼしは即命取りとなるし、下位チームからは確実に勝点3をものにしなければならない。今節、甲府はまさにそういう立場にある。下位・水戸からの勝点3は必須。天皇杯、ナビスコカップの覇者・千葉との激闘から間もなく、コンディションは万全ではないだろうが、その王者と互角に渡り合ったことを自信に乗り切っていくしかない。
「ところで水戸は?」となると、10位に甘んじているとはいえ、あながち蚊帳の外という訳でもない。いや、むしろ、水戸が昇格チームを決するキャスティングボードを握っているといっても過言ではない。水戸の残り試合は、甲府・鳥栖・仙台・山形・徳島。昇格圏内を現状で6位の山形までとすると実に3ゲーム。加えて言うならば、水戸の前節は昇格圏内の札幌との対戦だった。札幌は痛すぎる引分けで勝点3を逃し、一歩後退となってしまった。昇格を狙うチームにとって水戸戦はいわば『関所』のようなもの。昨シーズンの今頃がそうであったように、昇格を狙うチームにとって、水戸は難しい相手なのかもしれない。
さて、その水戸の今節の戦い方だが、ある程度守備に重点を置き、相手が出てきたところでカウンターを仕掛けていくという、従来どおりのスタイルになりそうだ。しかし今節は、勝点3が絶対条件の甲府が早い時間帯から仕掛けることが予想できる。となると、早い時間帯からゲームが動き、打ち合いになる展開が期待できそうだ。ここのところの甲府は、バレー、長谷川が好調で結果を残しているだけに、自信にあふれた力感ある攻撃を仕掛けてくるだろう。水戸としては、それに堪え、守りきった後に訪れる攻撃機会に反撃の糸口を見つけ出すほかない。前回の笠松での対戦(22節:1−0)を、今シーズンのベストマッチにあげたわけだが、その時は大和田がバレーを完封。須田の得点から甲府のリズムを狂わす、まさに水戸のペースで進められたゲームだった。「その再現を・・・」と願いたいものだが、甲府はそんなに甘いチームではない。数多いピンチを凌ぎ、数少ないチャンスをモノにできない限り、水戸の勝利は遠い。
昇格レースから外れてしまった水戸だが、今の時期、本意ではない部分で注目されている。それは昨シーズンの川崎F、大宮、そして今年の京都と、3連続で「昇格のお見送り」をしているチームということに起因するのだが、それ故、『門番』などと評された事もある。そんな揶揄された表現がある反面、他チームからは『勝つためには厳しい試合をしなければならない難しい相手。まさに昇格への門番』という見られ方も確実に存在する。そしてプレーヤー個人にもそれは同様に言える。昨年の川崎Fが昇格を決めたゲームで、あのジュニーニョを体と精神力で封じ込めた小椋のプレーなどは、その一端を感じさせる、そしてプライドを感じさせるのに十分なものだった。順位的に注目されなくても、そういうシーンは人の印象に深く刻まれる。昇格戦線を引っ掻き回す結果だけでなく、選手個々の誇り高きパフォーマンスにも期待したい。
以上
2005.11.12 Reported by 堀高介
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第40節 水戸 vs 甲府 プレビュー】水戸に勝つことが昇格への絶対条件。甲府は好調の攻撃陣に期待。水戸はプライドを賭けそれを阻止する。(05.11.13)













