11月13日(日)J2 第40節 山形 vs 徳島(14:00KICK OFF/山形県)
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2位福岡にどこまで食らいついていけるか。そんな勝負の懸かった時期に3連敗を喫した山形は、いまや3位争いでも崖っぷちに立たされている。1−3で敗れた3節前の札幌では0−3からようやく1点を返したが、試合全般で内容では精細を欠いた。ここ2試合はともにシュート数6本で無得点。「残りの試合はすべて勝つ」「目の前の試合に集中するだけ」と6位からの逆転昇格の可能性に懸けるベクトルは定まっているが、それを達成するため、山形が乗り越えたい課題は攻撃力の再生、特にゴールに直結するプレーだ。
攻守においてチーム全体の意思統一が図れるていなければいけない。その上で、モビリティを活かし、3人目の動きの連続でゴール前まで攻め込みたいところ。特にFW2人が点を取ることはもちろん、徳島ディフェンスラインを揺さぶり、その前後でいかに起点となれるか。チーム全体の攻撃活性化に向けて大きな責務を負っている。また、出場停止が解ける左サイドバック内山が中盤と絡みながら高い位置まで顔を出す展開になれば、ゴール前のチャンスはさらに多くなるだろう。
その山形に今季1勝2分けと分がいい徳島も、泥沼からの脱出を模索している。徳島が直面しているのは、山形とは逆に守備の立て直しをどのように図るか、という問題だ。
第35節から仙台、京都、甲府とJ2でも攻撃力のあるチームとの3連戦で合わせて14失点。その後の2試合では3得点ずつを挙げ1勝1分けだが、草津に2失点、鳥栖に3失点と守備は改善されていない。「我々のディフェンスが弱いということ」「守備の基本ができていない」と、田中監督も問題の根が深いことを指摘しているが、こういうときこそ、ポジショニング、攻撃から守備への切り替えの早さなど基本的な部分の修正力が問われることになる。
徳島は中盤の攻守の要で精神的支柱ともなっている秋葉が今節と次節で出場停止。また、12得点とチームの稼ぎ頭であり、前線で起点となる羽地も今節は出場停止となり、攻撃面でのトーンダウンも心配される。メンバー構成ではやや苦しくなる中で、逆転で昇格に懸ける山形を上回るだけの気持ちをピッチに持ち込まなければ、勝ち点3は望めない。
山形では、周囲の山々に白い雪が確認されるようになった。スタジアム周辺でも紅葉はピークを過ぎ、足元には落葉が一面を覆っている。3位甲府との勝ち点が8差と開いた山形だが、この一戦で力尽き落ちるのか、12月3日まで樹にしがみついていることができるのか。残り5試合、自分たちのサッカーをやり抜いたあとには、苦しんだ者にしか解らない大きな喜びが待っている。その第1歩となるこの一戦、何が何でも勝ち点3だ。
以上
2005.11.12 Reported by 佐藤円
J’s GOALニュース
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