11月12日(土) 2005 J1リーグ戦 第30節
東京V 0 - 1 C大阪 (14:04/味スタ/11,074人)
得点者:'88 古橋達弥(C大阪)
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●小林伸二監督(C大阪):
「今までのゲームを見て、サイドを起点とすると恐らく今回は(東京VはDFが)4枚でくるだろうと思っていた。4枚のうちの相馬、柳沢がボールにアプローチするということで、そのボールサイドのスペースが突けるんじゃないかと思ってました。しかし、中盤の小林大悟、平野がそこをしっかりさがって守備してきて、どうしてもそこが破れなかった。逆にもう少しシンプルに楔をいれて、リターンをサイドチェンジすると何回かチャンスになったと思うが、そういうところが前半作れなかった。
左サイドの宮原のところを収まりどころに考えていたんですが、そこを小林大悟にしっかり守備されたので、そこからサイドチェンジ、ボランチからトップへなどうまくいかなかった。また、ピッチも柔らかいというか、重かった。こういうピッチはなかなかないのでやりずらかった。守備については、途中平野が交代したので少し助かりました。平野と小林大悟がすごくいやらしいところでボールをもらうので、そこでボランチと両サイドがコミュニケーションとって、ということができなかった。全体的にメンバーが替わったことと、少しボールが落ち着かず、うまくボールを回せなかった中、前半東京Vのシュートミスが多くて助けられました。後半(布部が)退場になって守るしかない中で、うちにチャンスが転がってきたという意味でも次に繋がったなと思います。とにかく今日はみんな一生懸命だったけど、うまくボールが回せずまとまりのない流れだった。逆に東京Vさんのほうが守備意識高かった。ただその中で勝てた。古橋がワンチャンス生かしたのは、次の川崎F戦に繋がる、残り4試合に繋がるいい試合になりました」
Q:代わりに出た選手の評価は?
「黒部は特徴が出た。ロングボール、浮き球の競り合いは勝っていた。アタッキングエリアではシンプルに黒部に合わせろ、そこでこぼれ球を狙う、セカンド拾う、というのはできた。宮原については初めてサイドをやらせたが、彼の出来としては悪くなかったと思う。思ったより相手がきっちり守備したので、そのあたりで楔を入れたりという工夫はうまくいかなかった。酒本もいい経験になったと思う」
以上
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