●KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 - Go for 2006! -
2005/11/16(水)19:22キックオフ/国立競技場/52,406人
日本代表 1−0 アンゴラ代表
【得点】90'松井大輔(日本代表)
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●ジーコ監督(日本代表)
「最初から高い位置でボールを奪って、引き締めていこうと選手を送り出した。多少、相手に引かれても積極的にと思ったが、シュート数では相手を上回った。
2本ほどバーに当たったシュートもあったが、ああいうシュートが入っていたら、もっと楽な展開になったと思う。ただ、そういう場面でもこれまでのように焦って自分たちのバランスを崩すようなことはなかった。
後半の立ち上がりは、もっと積極的にいってもよいと思ったが、アンゴラが攻めてきて後手に回った部分はある。しかし、シュートは打たれたが中まで切れ込んでくるようなことは少なく、遠目からのものだったし、川口のよいセーブもあった。コンパクトに保って、攻めることができた。引き分けムードの濃い中でも最後まで1点を取る気持ちを持ち続けることで1-0という結果に結びつけることができた。拮抗した中で、ピリッとした試合ができたと思う。
アンゴラは今までのアフリカ勢とは違って、足下で細かいパスをつなぐサッカーをしてきた。またマイボールを失った後のリカバリーが早く、日本がそこで少しでももたつくと囲まれてボールを失ってしまう。足を出されてとまどうという場面が何度かあった。また、日本のキーとなる選手をよくマークしてきており、中村や中田はマンマーク的につぶされてしまった。その中でも、中田は縦のスペースを使い、横に動き回ることで少しボール保持できる場面が多かった。
ただ、中村は1つのプレーで局面をガラッと変えることができる。最後の得点シーンも、相手を引きつけて柳沢をフリーにして松井のゴールを生んだ。これは彼の持っている独特の感覚によるもので、貴重な選手だと思う。
アンゴラはどんな時も自信をもって繋いできて、ナイジェリアを破ってW杯に出場するだけのことはあると感じた。特に10番(アクワ)は体を預けてスペースを作る動きなどがすばらしい。また、彼に合わせようとする7番(フィゲイレド)、8番(ミロイ)の狙った動きもよかった。来年のW杯では、どこの国にとっても手強い相手になると思う」
Q:7番の選手(フィゲイレド)にシュートを打たれすぎたのでは?
「中盤でのパスが甘くなってやられたことはあったが、フリーでボールを入れられたり、決定的なシュートを打たれたような場面は少なかったと思う。こういうことを3〜4回許すと失点につながるが…。こちらも攻めなくてはならないし、相手の能力も考えればシュートを完全に防ぐというのは難しい。ただ、7番と10番の関係を見て、どちらかにはマークを厳しくして遠目からシュートを打たせるようなことができた。そういう修正はなされていたと思う」
Q:後半20分過ぎに4バックに変えた意図は? また、なぜあの時間帯に変えたのか?
「前半、相手がもっと2トップ気味でくると思っていたが、実際は10番の1トップだった。こちらのチャンスも多くあったので1〜2点取れていたら、システムは変えなかったと思う。後半も1トップできたので、4バックにしてセンターバックのうちの1人が付き、もう1人が余ればよいだろうと考えた。また、松井を中盤に入れることで厚みを持たせたかった。
3バックだと中澤が左になって、バランスを崩す場面もあった。4バックだと右にくることになり、安定したプレーが出来たと思う。
また、松井の勢い、気持ちのこもったプレーがチーム全体に行き渡り、最後の得点につながった。彼は『絶対にW杯出場の23人に入るんだ』という強い気持ちをみなぎらせていて、そういうことでプレー以上に彼の良さが出ていたと思う」
Q:アンゴラの監督がサイドを突いてクロスを上げろという日本対策を語っていたが、それをどう克服するのか?
「日本の弱点を相手がどう判断するかというのは、それぞれにあるだろう。日本代表は足下でのプレーは早いので、高いクロスからのパワープレーでと考えられることはあると思う。ただ、それに関しても先日のコンフェデレーションズカップのギリシャ戦で、長身の選手たちを相手に防ぎきった。今日も10番や途中出場の18番の選手(ロベ)などは長身だったが、結果としてどうカバーするか、どう防ぐかということが重要であり、それができるようになっている。川口にとって本当に危ないというような場面もなかったと思う。そういう意味ではギリシャ戦が大きな自信になっているし、確実にレベルアップしている。あとは気持ちの面で絶対にマークを外さずしっかり付いていくというようなところが大事。相手のパワープレーを防ぐ策は練っているし、持っている。サイドを突かれるシーンや裏を取られるシーンもあったが、それを3〜4回繰り返せばピンチになるが、そういうところを話し合ってクロスを上げさせないようにということができていたと感じる」
Q:3バックへの評価は?
「久しぶりの3バックで、フィードミスが目に付いた。しかし、選手たちはそのことをよくわかっているし、トライして積極的な判断をしてのミスだった。ハーフタイムには、アンゴラはそのミスを狙っている、特にボランチに預けるようなボールは注意しろと徹底した。後半、選手は切り替えて臨んでくれて、同じようなミスを持ち越さず、それも消極的なプレーになったのではなく変わらずに積極的にプレーした。こうして、1つずつ学んでいくことが大事だし、大きな経験になったと思う。相対的には悪くなかった。特にポジショニングはよかった」
Q:今日の結果は、来年に向けてどのような意義があると思うか?
「今日は対戦相手もW杯出場国ということで、選手たちには結果はもちろん、内容を求めていた。勢いがつくような内容を、ということだ。どんなことが起こっても気持ちを1つにして勝利を狙う、それが途切れないようにと思った。結果として最後のゴールに結びつけることができ、来年につながると思う。厳しい状況があっても勝利を狙う気持ちでよい結果に終わり、来年に向けての弾みがついた」
Q:今年1年を振り返って成長したと思われる点と、来年のW杯に向けて
「最大の目標であるW杯出場権を獲得できたということで、最高の年だったと思う。その後の強化・親善試合に臨んで思ったことは、以下のようなこと。コンフェデレーションズカップで、決勝トーナメントに進めなかったのは実力よりもレフェリングなどの面での不運が大きかった。それさえなければ、もっと力を出せたと思う。東アジア選手権では、そこまで目一杯で戦ってきた選手たちからメンバーを変えて第2戦と第3戦に臨んだ。そのメンバーたちがチャンスを貪欲に生かし、よい流れの中で大会を終えることができた。
今日もみんなで話したが、自分たちの課題は自分たちがいちばんよく知っている。フィニッシュの問題で、これは誰がFWだとかMFだということではなく、あれだけゴール前に攻め込んで決定的に崩せた場面があったのに決められない。技術面というよりは精神的なもので、絶対にゴールに入れるという貪欲さとゴール前での落ち着きが大事だと思う。これは、各クラブに戻ってから練習に取り入れるように話した。
また、今日のスタジアムに来る前のミーティングでは、選手たちに『なんのためにドイツに行くのか』ということをもう一度話した。日本代表の中には、欧州や南米の選手を含めてもMVPを取れるくらいの選手がいる。足りないのは、自分の力、プレーを信じること。私はドイツに観光ではなく、タイトルを獲りに行きたいと言った。気持ちを切り替え、もう一度そのことを考え直して来年に臨んでほしいと伝えたので、きっと身体的にも精神的にもさらにレベルアップが期待できると思う」
以上
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