11月23日(水) 2005 J1リーグ戦 第32節
千葉 1 - 0 浦和 (15:04/フクアリ/16,261人)
得点者:'89 水野晃樹(千葉)
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●オシム監督(千葉):
「面白い試合になったと思います。今日の試合に向けて、片方のチームはまだ優勝のチャンスがあって、もう片方のチームはもう優勝のチャンスはもうない状態で臨んだわけです。ですから、千葉のほうがやりやすい試合ではありました。逆の結果になってもおかしくない試合でしたし、2日前に両チームとも試合をしていたのに、今日の試合も長い時間をかけて両チームがよく走ったということが興味深い試合を作り上げたと思います。
今日の試合、千葉の場合は2人の本当にいい選手(ストヤノフ選手、阿部選手)がいない状態で臨んだわけですが、逆にこのような試合で、いつも試合に出ていない選手がどれだけできるかというものを、試合に勝とうが負けようが、見られると思って臨みました。諺でもよくあるように、『こぼれたミルクはもう元には戻らない』。
うちもいくつか勝ち点をもう失ってきていますから、もう終わったものはしょうがないです。ただ、そういうことがあったということを覚えておくことが必要です。まあ、もう二度と繰り返さないように。ただ、このようなことを繰り返すと、次のシーズンは難しいと思います。よくよく考えると、やはり全員合わせても、まだ自分たちのことを信じきれなかったということです。まあ、もう終わったことですから。行ってしまった列車ですから。それを選手たちが学んでいればいいんですけど」
Q:残り2試合で勝ち点4差の間に5チームがいますが、オシム監督はこのような状況を経験したことがあるか?
「現実を見るべきだと思っています。ちゃんと足下を見る必要があると思います。何が言いたいかというと、うちよりは他のチームのほうがチャンスが大きいということです。それは別にして、やれることを全力でやるだけです。電車は行ってしまったので、私たちが駅に着いたのが遅かったのです」
Q:羽生選手から工藤選手の交代の意図は?
「意図は、前にも言いましたが、『羽生がグラウンドで死なないように』です。あの交代が彼の生命を救ったと思っています。意味はわかりますよね?
サッカー的にみれば、あの時間帯、15分間は浦和がずっとボールを動かしていました。どこでボールを動かしていたかというと、ピッチの中盤でです。羽生のせいだというわけではありません。羽生はいいプレーをしました。ただ、羽生も怪我で戦列を離れていて、実戦が足りていなかったので、そういう意味で新鮮な工藤を入れました。うちの選手が悪かったわけではなくて、浦和ももう捨て身で勝ちにきていて、ストッパーまでもが前に上がって数的優位を中盤で作っていたんです。そういった中で、うちも全員の選手を代えられるわけではないので、一番効率がいい部分の選手を代えたということです。
羽生はいい選手で、走れる、新鮮な状態の時の彼は自分のアイデアを利用できるんですが、あのように疲れていた状態では難しかったと思います。そういう意味で工藤を投入して、工藤は逆に新鮮な状態で、彼のアイデアを使ってボールを動かした。そういう意味では浦和も苦しんだと思いますよ。逆に工藤が先発で出ていたら、逆のことがあったでしょう。90分間もつ選手ではないので」
Q:日曜日(第31節F東京戦)の試合後、ミスを繰り返したと話していたが、今日も前半はミスが多かったと思うが、後半は盛り返してミスが減ったと思う。そういう意味では、前節よりも進歩したのか?
「とにかくミスはいつも付き物です。ミスというのは必ず起こるもので、ただ、ミスにはいろいろな種類があって、毎回、毎回、まったく同じシチュエーションはありません。そういう意味では、毎回、試合で自分のミスではなかろうが、いろいろな試合からどのようなミスがあるか、そういうものをしっかり分析して選手は学んでいかなければなりません。ただ、今日は千葉は経験があり、すごく落ち着いてボールを動かせる2人の選手が出ていなかったわけで、そういう意味では新しいメンバーで守備を構成した。
一時期、ミスを犯したところもありますが、その時に点を取るられなかったというのは、やはり運が良かったと思います」
Q:2人の選手が抜けて、その抜けた穴を他の選手みんなで埋めるようにしたことがうまくいったように見えたが、前節から2日間しかあいていない困難な状況で、試合前に選手にはどんなアドバイスをしたのか?
「ピッチにはうちの選手は何人いましたか? とにかく、今日はあのメンバーで試合をしたわけです。もし、今日の試合でいいプレーができなかったり、負けたとしても、彼らは失うものがないと思いますよ。なぜなら、言い訳を持っていますから。そういう意味では、逆に試合の前に、そういうことを敢えて言うということは、彼らにある意味の重圧を与えるということになると思います。そういう意味では、2人がいないということだけを言って、あとは何も言っていません」
Q:ハース選手を交代させた時に、いつも以上に不満そうにしていたが?
「私のほうも彼のプレーに満足していませんでした。ただ、ただ、私はそれを面には表わさなかっただけです。ただ、マリオ(・ハース)は怪我から復帰してから、どんどんパフォーマンスは上がってきています。今日も1対1のシチュエーションを見つけて、何度も勝負を仕掛けていました。そこで、実際に巻とマリオを比べたら、マリオのほうがそういう危険なプレーができていたんですが、やはり巻は高さもありますし、セットプレーで、または守備の面で絶対に必要な選手だったし、最後はもう残り数分しかなかったので、マリオを交代させました。
論理的に言ったらおかしいかもしれませんけど、時にはいいほうの選手を代えることで結果が出ることもありますよ。論理的ではないと言われるかもしれませんが。最後に1点取って勝ったのだから、そのとおりだったでしょうと言えますけど。でも、マリオを代えたから点が入ったわけではありません。
私が長いこと監督をしていて、経験があると思われているようですけど、先に相手のほうが選手を代えました。うちは代えていませんでした。そうすると、なぜうちも代えないんだと周りがいろいろなことを言ってくる。そういうプレッシャーがありますけど、時には逆にそのまま代えないほうがいいことだってあるんです。でも、そういう意味では、うちもなかなか選手を代えずに、観客がしびれを切らすのを待ってテストしていました。
(最後に部屋を出る前、ある記者に)結局、あなたがこのあと何を言うか、何を書くか、2時間後にしかわかりませんから、寝ずに待っています」
以上
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