12月3日(土) 2005 J2リーグ戦 第44節
横浜FC 1 - 4 湘南 (14:00/三ツ沢/5,038人)
得点者:'2 シルビオ(横浜FC)、'40 バリシッチ(湘南)、'59 戸田賢良(湘南)、'70 柿本倫明(湘南)、'73 佐野裕哉(湘南)
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●足達勇輔監督(横浜FC):
「シーズン最後の試合だったので、当然勝ち点3を取って終わりたいと思っていた。
先取点を取ったが、その後、特に後半、切り替えのところでスピードについていけなくなり、また、ボールの失い方が悪い…というカタチが増えてきて、スペースを使われ、カウンター気味の攻撃を何度か受けたというところで、結果的には結果がついてこなかった。
今シーズン振り返って、11位という結果は私の力がなく、責任を感じている。選手は懸命に戦ってくれた。しかし、やはり何かが変わっていかないと、これより上には行かないのかな…という感触も持っている。本当にJ1を目指すのであれば、我々スタッフ、選手含め、厳しいところにもっと目を向けていかなければここの殻を破れないのかな…というのがシーズンを振り返っての感想。
チームを去る選手が何名かいるが、その選手たちの想いを胸に、クラブはもっともっと進歩していかないといけないと思うし、その潜在能力はあると信じている。是非、その花が咲くように、今年の戦いから得たものを次に活かしていきたいと思っている」
Q: シーズン前に目標設定した中で、どれ(何%)くらい達成できたと感じているか。
「数字で言うのは難しいが、11位という結果については0。個々の選手がトライして進歩することであったり、選手自身が身に付けたもの…を考えると、私がこうしたい…と思っていたことの60〜70%、または70〜80%のところはとても良い感触がある。もう一つ言えば、それをコンスタントに続けて行く力、これはシーズン始まって選手と接する中で初めて気付いた事ではあるが、コンスタントに力を出していくという部分では第1、第2クールに関してはほとんどそれが望めないような状況だった。しかし、コンスタントに2試合、3試合…と、また試合の中でもミスを続けてしない…というようなところで、その様な部分では良い感触を掴んでいる。それが結果の出るゲームとなって出ているのではと感じている」
Q: サポーターに伝えるとしたら、今シーズンはどうだったか。
「私の口から出るのは、聞く方にとってみたら言い訳に聞こえてしまうかもしれない。けれど、チームは今進歩している途中。その進歩を結果につなげていく、それを私は責任を持ってやっていきたいと思っている。そのための1年でなければならないと思うし、ただ、結果を出しながらやっていくのが本当はこの世界。その部分に関しては応援していただいた方には本当に申し訳ないと思っている。来年、絶対に期待を裏切らないカタチで、信用をしていない方もいらっしゃるかもしれないが、是非その信用を良い意味で破って、いい結果を出すようなかたちで挑戦していきたいと思っている」
以上













