12月3日(土) 2005 J1リーグ戦 第34節
磐田 1 - 0 神戸 (14:04/ヤマハ/13,330人)
得点者:'72 茶野隆行(磐田)
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●森下仁志選手(磐田):(引退セレモニーでの挨拶)
「今までお世話になったチームならびに、チーム関係者すべて方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今まで出会えてお世話になった選手、監督、コーチ、トレーナー、マネージャー、フロントスタッフ、そしてサポーターの皆さん、ありがとうございました。並びに、ここまで育ててもらった両親、心の支えになってくれている妻と子供たちに感謝しています。本当にありがとうございました」
●服部年宏選手(磐田):
「最近の試合では、(今日のように)しっかり守られると崩しきれていない。チャンスを作りながら決まらないのもいつもと同じだが、それは永遠の課題だし、そこはみんなで解決していかないと前に進めない。一皮むけるためには、全員でもっとゴールへの意識を高めていかないといけない。(ゴールシーンの森下のキックは)間違いなくミスキックでしょ。でも、あれで自信になるかもしれないし、それで勝ったわけだから自信になると思う。(攻撃では)クサビが入った後にワンタッチのワンツーとかで良い形がいくつかあったし、そこまでは良かったが、その後の最後のところをもう少し丁寧にやらないとゴールは生まれないと思う」
●茶野隆行選手(磐田):
「今日は試合前に、仁志(森下)さんのために絶対に勝とうという気持ちでみんな入っていた。それが結果につながって良かった。(得点シーンは)いつもセットプレーの崩れからも狙っていたので、それが運良く自分の前にころがってきたので、あとは押し込むだけだった。神戸も必死で来るし、若手中心でフレッシュな選手ばかりで、最初はその勢いに押されたという部分もあったが、徐々にペースをつかんでいって、自分たちのサッカーができたと思う。あとは、攻撃の形が丁寧すぎるというか慎重すぎた部分があって、フィニッシュで終れなかったところから何度かカウンターをくらっていたので、そのへんは能活さん(川口)と話して、攻めているときのディフェンスについて集中力を切らさないように意識していた。そのへんは集中できていたと思う。(最後の3試合で1失点だが)それがリーグ中盤からできていれば、この結果になっていなかったというのは悔いが残るが、これは天皇杯につながると思うので、そこで良い結果を出して来年につなげていきたい」
●森下俊選手(磐田):
「最初は緊張したが、1回ボールを触ってからは大丈夫だった。(先発は)今日のミーティングでわかったが、準備はしていたので普通だった。(得点シーンは)ラッキーだった。(クロスだったのか、狙ったのか?)狙ったということで……。(全体的には)パスミスとかが目立ったけど、みんなに助けられてやりやすかった。自分としては思い切ってやるということを意識していた。失点がなかったので良かった。まだやらなければいけないことがたくさんあるので、練習でどんどん伸ばしていきたい。まだスタート地点に立ったばかりなので、これからもっとアピールしていきたい。まだ1試合だけなので、来年はもっと出たい」
●北本久仁衛選手(神戸):
「うちも前半からチャンスがあったし、アンラッキーなゴールで決着がついたけど、それもサッカーだと思う。だけど、決めるところで決めていれば、違う結果になったと思う。みんなすごく集中していたし、戦う気持ちも出ていたと思う。もったいない試合だけど、しょうがない。(降格決定後は)若い選手に切り換わって、彼らが存在をアピールする絶好のチャンスになったし、試合前から戦う気持ちができていた。年齢が上の選手も、モチベーションを下げずにつねに全力でやるのが、自分たちのやることだと思っていた。内容は良くなってきたが、今日にしても結果が出てないことが、今年を象徴していると思う。(シーズンを振り返って)僕自身は、ケガがなかったのが唯一の良いことだと思う」
●栗原圭介選手(神戸):
「全体的に見れば、(内容は)それほど悪くなかったかもしれないが、僕自身も含めて、もう少しプレーの質を高めないといけないと感じた。前半は、ちょっと抑え気味にして、中盤はジュビロのほうが構成力が高いので、スペースを空けないように意識して入った。前半0-0というのはOKだった。後半は、少し前から奪いにいって、それで勢いは出たし、高い位置でボールがとれていたが、そこでチャンスを作りきれないとか、ものにできないという部分があった。それで一進一退になったところから、こぼれ球からポロッと入ってしまったのが痛かった。そのへんの勝負どころをつかむという部分が、今年を通しての課題だったと思う。どうしても最後のところで点が取れなかったり、取られてしまったりという試合が多かったので、そういうところを修正していかなければいけないと思う」
以上
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