12月3日（土） 2005 J1リーグ戦 第34節
川崎Ｆ 2 - 4 Ｇ大阪　（14:04／等々力／23,113人）
得点者：'12 アラウージョ（Ｇ大阪）、'37 寺田周平（川崎Ｆ）、'56 宮本恒靖（Ｇ大阪）、'62 谷口博之（川崎Ｆ）、'79 遠藤保仁（Ｇ大阪）、'89 アラウージョ（Ｇ大阪）
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●宮本恒靖選手（G大阪）:
「本当に優勝する難しさを感じた数試合だった。率直に嬉しい。
大混戦の中で優勝が決まった。こういう状況は予想していなかったが、最終的に決められてよかった。
首位にずっといたので、精神的な疲労があったし、他の選手からも感じた。ここ数試合、流れの中から点が取れていなかったし、硬さがあった。前節２位になり、一回肩の力を抜くことが出来た。7・8・9月のサッカーをやっていて楽しかった気持ちを思い出そうといって臨んだ。とにかくこのチームでタイトルがとりたいと思っていたし、ナビスコで負けてしまったので、勝って結果を残したいという気持ちが強かった」

Q：　C大阪の結果は途中聞いていたのか？
「聞いてなかった。スタンドやベンチがざわつき始めたので、動きがあったんだと思った」

Q：　今シーズンの強さについて
「攻撃の明確なスタイルが５月ぐらいからでき始めたのが強さの要因だと思う」

Q：　涙を流していたが
「実は昨日夢を見て、泣いている自分がいた。本当に優勝したら泣いたりするのかな…と思ってたら、優勝したら自然と涙が出た」


●松波正信選手（G大阪）
「（優勝できて）本当に嬉しい。３連敗で非常に苦しい状況が続いていた。でも今日勝てば何かが起こると思っていた。予想どおりの結果だった。いろいろな状況があったけれど、最後に優勝できればいい。最後よければ全てよし、本当に最高でした。
自分が出ないことがチームにとっては一番いい状況だったけれど、出る時は真ん中にいれば必ず両サイドからいいボールをあげてくれるので、得点を狙っていた。
チームメイトに感謝したい。そしてサポートしてくれた人、特に家族には感謝したい」


●大黒将志選手（G大阪）
「みんな一生懸命やったし、優勝できて嬉しいです。
３連敗していて、自分も出ていなくて、今日出て流れを変えたかった。今日勝てば優勝できると思っていた。試合終了間際、C大阪が追いつかれたと聞いて、慌てて（ピッチの選手に）伝えにいった。そしたらもう一点入った」

Q：　リーグ戦を振り返って
「取られたら取り返すところがよかったと思う。みんな頑張った」


●遠藤保仁選手（G大阪）
「今の気持ちは嬉しいだけです。多少優勝したという実感はある。ビールかけで多分実感がわいてくると思う。
５チームが優勝を狙うなんてなかなかない。緊張感のあるなかで戦うことができた。とにかく勝つしかなかった。自分としては楽しめればいいと思っていた。
昨日の練習の時、雰囲気もよかったし、いけるんじゃないかなと思っていた。
今シーズンを振り返って、一人ひとりの攻撃力があったし、誰が出ても同じパフォーマンスが出来る選手層の厚さが、優勝の要因だと思う。あと、一人ひとりのメンタルが成長したこともあると思う」

●橋本英郎選手（G大阪）：
「とにかく嬉しい、その一言です。個人的には満足がいかない部分もあったんですが…前半は特に、僕たちボランチとディフェンスラインの間をつかれて攻撃を作られることが多くて。途中から後ろがガツガツいってくれるようになったこともあり…その分ファウルは増えたんですが、だいぶんましになって。4点目が入った瞬間は泣きそうでしたね。終わってみんなが喜んでいたから、終わった瞬間に優勝が決まったと思い込んでいたんですけど、実はみんなC大阪が引き分けっていうのは知っていたけど、終わったかどうかは知らなくて。帰りのバスの中であれでもしロスタイムにセレッソが逆転していたらどうなってたんだって…って言ってる間にバスが着いたんですけど。とにかく良かった。最高ですね」

●寺田紳一選手（G大阪）：
「こういう場面でピッチに立つという経験はそうそうできるものじゃないので、すごく感動したし嬉しかった。4点目のアシスト？本当は自分でいこうと思ったんですが、アラさまが見えたので。とにかく勝てて良かった」

●實好礼忠選手（G大阪）：
「このメンバーで、このチームで戦えるというのは最後ですからね。みんなでとれた優勝だし、みんなでとれたことがすごく嬉しい。途中からの出場でしたが、いつも通りコンパクトに流れを読んで集中してやろうということで後半には入りました。とにかく勝てたことですべてOK！すごく嬉しい」