12月10日(土)浦和vsF東京(13:00キックオフ/愛媛)
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今季Jリーグでは最終節まで優勝の可能性を残しながら、勝点1差で優勝を逃した浦和。最終節の途中には瞬間的に首位に立ち、最後に底力を見せてシーズンを終えた。一方F東京も、シーズン序盤は苦戦が続いたが終盤に盛り返し、9月10日の清水戦から天皇杯を含めて公式戦では13戦負けがない。ともに調子を上げている両チームにとっては、今季最後のタイトルを手に入れて有終の美を飾りたいところだ。
まず今季の浦和の戦いを振り返ると、開幕前に山瀬が、そしてエメルソンがシーズン途中に移籍し、さらには田中達らが故障で離脱するなど厳しい台所事情となった。その代わり、ポンテ、マリッチの加入や横山など若手の台頭があり、岡野や永井らも刺激を受けながら、昨季とは違った攻撃の形ができつつある。最終節の新潟戦でも4−0で快勝、アグレッシブな攻撃を天皇杯に持ち込めるか。
一方で、守備はシーズンを通して安定。リーグ最小の37失点で、その内13試合で無失点の堅守は一発勝負のトーナメント戦では心強い。リーグ戦では今季、先制点をとった場合の勝率が9割を超えている(14勝1分)。中盤と3バックのバランスを保った堅守から先制点を奪い、浦和が試合の主導権を握ることができれば優位に試合を進められるだろう。
浦和の堅守に対して、F東京は試合開催地・愛媛出身の阿部の得点に期待したい。今季レンタル先の大分から復帰すると、スーパーサブから27節にはスタメンの座をつかんだ。阿部は、天皇杯では今大会を含めて7試合6ゴールと高い得点力を示しており、地元での凱旋ゴールで愛媛の観衆の心を掴めばF東京の勢いも加速するだろう。しかし今季のF東京は、負けないもののリーグ最多の14引分けと勝ちきれない。ルーカスが負傷で欠場中など不安材料は拭いきれないが、4年間チームを率い、天皇杯限りで退任する原監督の花道を飾るためにも、元日まで負けられない戦いが続く。
試合が開催される愛媛はF東京、浦和の両チームにとってホームから遠く離れた地だが、F東京は3台、浦和は1台のバスツアーほか多くのサポーターが愛媛に集結しそうだ。この対戦に愛媛県サッカー協会 http://efa.jp/ も、今回はじめて両チームの応援ゾーンを区切る事を決定。(これまで愛媛県では座席で応援チームを限定せず、自由席の入り口も指定していなかった)開催情報にも『ここ愛媛で本場の応援を披露して頂ける様・・・』と両チームのサポーターに向けて期待のメッセージを添えている。12月4日JFL最終戦、愛媛FCvsデンソーの試合が行われた愛媛県総合運動公園陸上競技場。愛媛FCがJリーグ入会を決定付けるJFL優勝を決めた試合から1週間、来季のJ開幕に先駆けて、Jチームの熱戦が繰り広げられることに愛媛県民の注目も高まっている。
以上
2005.12.9 Reported by 近藤 義博
J’s GOALニュース
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