第84回全国高校サッカー選手権大会 3回戦

青森山田（青森） 2-3 多々良学園（山口）（12：10キックオフ/市原/4,500人）
得点者：14分 澤本将弘(青森山田)、29分 山田竜司(多々良学園）、64分 澤本将弘(青森山田)、79分 ハウバート ダン(多々良学園)、79分 小畠諒(多々良学園)

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●黒田剛監督（青森山田）

「走れる選手を入れて、前からの守備を徹底させようとしていた。前がかりになる、裏を取ろうと1年生の佐々木を入れた、その矢先の失点だった。ゲーム的には理想的な戦いで、常に先行しながら戦えた。ラスト2分間だけが問題で、あとは最高だった。悔いは残るが、仕方ない。
このチームで優勝したいという思いがあった。それだけに悔しい。ここを抜ければ、という思いはあった。こういう事件も起こりうる。予期せぬ事に対する対応はミーティングでも言った。わかってはいると思いますが冷静さを保てなかった。これが選手権の難しさだと思う。
外したシュートはゴールエリアの中からのもの。そこからのシュートを練習するわけにもいかない。ポストに当たったりGKのファインセーブがあったり、運不運がある。
3年生はがんばってくれた。ご苦労さんといいたい。
小澤は1年から10番という重みのある番号を付けさせた。10番の力に達していない頃もあったが、重圧も跳ね返すという期待感があった。プロになるなら1年からこの番号を背負わないとダメ。人間的にもいい。小澤が助けてくれた」

以上