第84回全国高校サッカー選手権大会 3回戦

立正大淞南（島根） 1-2 遠野（岩手）（14：10キックオフ/さいたま/3,800人）
得点者：56分 小島暢明(遠野)、79分 金園英学(立正大淞南)、79分 佐々木勝洋(遠野)
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●佐々木勝洋選手（遠野高校）：
「ロスタイムになっても点を取りに行こうと、同じＣＢの邦祥（佐藤）と一緒に言っていました。ここまでセットプレイで点が取れていなかったので点が取れて良かったです。自分ではまだまだだと思っているので、これからも、もっと、もっと頑張りたいです。ベスト４、決勝戦と、国立を目指して頑張ります」

●小島暢明選手（遠野高校）：
「ボールを支配していたのでカウンターに注意しようと思ってやっていました。普段攻められっぱなしだったので、その部分で怖いところがありましたね。攻撃が中途半端だったですから。後半はカウンターに気をつけてシュートで終わるという気持ちで。チームの状況はＦＷの菊池とかが点を取れるようになっているし、ＤＦも頑張ってくれているので、全体的に良くなっていると思います。体力的にはきつかったんですけれど、１、２回戦は相手の攻撃がすごかったので、その部分は楽に戦えました。

今日は気持ちよくやれましたけれど、もう少しシュートで終わる場面があっても良かったと思います。得点はドンピシャのボールが来たので、あとは決めるだけでした。同点ゴールは、最後に自分に当たって入ってしまいました。最後に少し守ろうという気持ちが出てしまったんで失点してしまったと思います。でもセットプレーでは負けていなかったので、最後はやってくれると思っていました。相手は１人少なかったんで数的有利は作れていましたから。また粘り強く謙虚に行きたいです。まずは次に勝ちたいですね」

●平野甲斐選手（立正大淞南）：
「１人退場者が出て１０人になったときは気が動転しそうになったんですけれど、３年間ともにやってきた仲間と一緒に、まだあきらめたくなかったんで、みんなで一生懸命ボールを前に運んだら、１点という結果が出ました。僕はＰＫ勝負と思っていましたが、ＣＫの時に僕の前で触られてしまって、入れられてしまったのが悔いが残ります。でも相手の方が１枚も２枚も上手だったんで実力不足でした。

３年間一緒にやってきた仲間とサッカーが出来なくなるというのは、やはり悲しかったんですけれど、後輩たちに僕たちが何かを残していけたらなとずっと思っていました。ですから、１回戦に勝って、全国大会での１勝を味合わせてあげられたことが嬉しかったです。練習はしんどいんですけれど、苦しいことよりも楽しいことの方が多いということを、３年間が終わって知ったし、それを後輩に伝えたいですね。それに、最後まであきらめなかったら何が起こるかわからないということも知りました。最後まで頑張れと伝えたいです」

以上