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【U-19日本代表:カタール国際ユース(U-19)親善大会】カタール遠征では、この選手に注目!〜青木孝太(野洲高→千葉)〜(06.01.24)

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●U-19日本代表 次戦予定
カタール国際ユース(U-19)親善大会グループA
1月24日(火)16:15(現地時間)/Al-Arabi
日本 vs カタール
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フランス戦翌日、練習のミニゲームでマッチアップする青木(右)と森重。
つい2週間前まで、日本代表は縁遠いものだった。
年の初めの一大サッカーイベント、全国高校選手権で優勝という結果を残した。劇的な勝利をおさめ、チームもそして自身も注目の渦中にいた。常勝軍団・鹿児島実業高を下しての優勝に手応えも自信も得ていた。それでも日本代表に関してはまだ遠い存在のように思えた。
「決勝も点を決めてないんで、選ばれないと思います」
延長戦の末に鹿児島実業高を下した直後、興奮のるつぼにいるはずの彼は意外にも冷静に語った。しかし、全国高校選手権決勝の翌日に発表されたU-19日本代表メンバーに彼は名を連ね、初めての青いユニフォームで海外遠征に臨むこととなった。

青木孝太の持ち味はなんといってもクリエイティブなパスセンス。U-19日本代表にもクラブユース育ちと高校サッカー部育ちの選手が混在するが、「高校サッカー部育ち」のイメージを覆す自由な発想と貪欲にゴールを目指す姿勢が最大の特徴だ。「面白いものを持っていると思う」U-19日本代表・吉田靖監督は、そう評価する。
05年、AFCユース選手権予選を勝ち抜いた時のあくまで守備に重点を置く戦い方では、AFCユース選手権を勝ち抜くことは難しい。「目指すところは高いレベル。アタッキングエリアに、いかに繋ぎながら近付くか」を課題にスタートした06年の吉田ジャパンにとって、うってつけの人材なのだ。

カタール国際ユース(U-19)親善大会、初戦・フランス戦(1月22日)。77分、ようやく日本代表デビューの瞬間がやってきた。先制するも追い付かれ、打開策を図った吉田監督が切った3枚目のカードだった。先発FW河原和寿に代わっての途中出場。
「ずっと憧れていたので、うれしかった」こぼれる笑顔とともに口を突く言葉は正直だった。
それから6分間「野洲高ではあまりやる必要のない」(青木)守備に追われ、ようやくやってきたファーストタッチ。中盤でボールを受けた青木は果敢にドリブルで攻め込み、同じく途中出場の長沢駿(清水ユース)を走らせスルーパス。このコンビネーションが実ることはなかったが、1人で流れを変えられるプレーヤーとして、早くも可能性を感じさせた。
試合終了5分前、今度は長身の長沢が落としたボールを青木がエリア内に持ち込み再び長沢へ。長沢はニアに走り、青木でなくファーを選択したが、そのクロスの精度が低くチャンスを逃す。そして88分、ペナルティエリア外やや左の位置からの安田理大(G大阪ユース→G大阪)のフリーキックに、青木は体ごと投げ出してヘディング。コースが甘く得点には至らなかったが、あと少しという期待感を抱かせた。

「うーん、コンディションも良かったんですけど。緊張とかも、なかったんですけどね」と、試合後の青木。デビュー戦の出来に手応えを得ながらも、満足はせずといったところか。「やっぱり、点決めないとだめっすよね」高校選手権準々決勝から無得点が続くが、彼にとっては得点こそが最大のアピール。だが、吉田監督は「なかなか面白かったと思う。次の先発? 可能性あるよね」と評価を与えた。
06年、吉田ジャパンの攻撃サッカーを支える急先鋒となるべく青木は次戦へ向かう。

以上

2006.01.23 Reported by 了戒美子
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