今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【 AFC アジアカップ2007 予選大会 日本代表vsインド代表プレビュー 】インド戦は4−4−2。21歳のMF長谷部の初先発に期待。決定力と守備力の両面で前進を見せたいジーコジャパン (06.02.22)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●AFC アジアカップ2007 予選大会
2月22日(水)日産スタジアム
日本代表vsインド代表(19:20キックオフ)

◎リアルタイム速報はこちら日本 vs インド
◎みんなで選ぶスタメン投票はこちら
----------

 2006年最初の公式戦となる22日のインド戦。2007年にタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアの4カ国で共同開催されるこの大会では日本のアジア3連覇がかかる。その第一歩、かつドイツワールドカップ本大会の準備でもある重要な一戦で、ジーコ監督は4−4−2のシステムの採用。2列目のポジションにアメリカ戦(10日、サンフランシスコ)で国際Aマッチデビューしたばかりの21歳のMF長谷部誠(浦和)を抜擢することも決断したようだ。28日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(ドルトムント)には中田英寿(ボルトン)ら欧州組が合流するため、長谷部や巻誠一郎(千葉)ら代表経験の少ない選手たちにとっては最後のアピールのチャンス。これをモノにできるかどうかは大きな注目点だろう。さらにアメリカ戦やフィンランド戦(18日、静岡)で見えた攻守両面の課題をいかに修正していくのか。大いなる前進と手ごたえをつかみたいところだ。

 2007年アジアカップ1次予選のファーストマッチとなるインド戦が22日19時15分から日産スタジアムで行われる。
 今年に入ってアメリカ戦で3−6−1、フィンランド戦で3−5−2と異なる布陣を試してきた日本代表。そして今回はジーコ監督が「私の哲学」とさえ言ったことのある4−4−2をとるようだ。指揮官は昨年のコンフェデレーションズカップ(ドイツ)のブラジル戦などでも4−4−2で戦っており、28日のボスニア戦や本大会でもこれを基本に据えるつもりに見える。今回は満を持して4−4−2で挑むのだろう。

 18日のトレーニングでは、最終ライン(右から)に加地亮(G大阪)、中澤佑二(横浜FM)、宮本恒靖(G大阪)、三都主アレサンドロ(浦和)、ボランチ・福西崇史(磐田)、小野伸二(浦和)、攻撃的MF小笠原満男(鹿島)、長谷部、FW巻、久保竜彦(横浜)という選手たちが先発組に入った。GKは別メニューだったが、これまで同様、川口能活(磐田)がピッチに立つことになりそうだ。

 FIFAランク118位のインドは明らかに格下。ドイツワールドカップ1次予選でも同じグループに入り、ホーム(埼玉)では7−0、アウェー(コルカタ)では4−0で勝利している。それだけに今回も「いかにゴールを量産するか」が大きなポイントだ。フィンランド戦でも圧倒的に主導権を握りながら、放ったシュートはたったの7本。奪った2ゴールも1つがリスタート、もう1つが小笠原の超ロングシュートで、完全に相手を崩してからの形ではなかった。今回は実力差のある相手との試合なのだから、大量点はもちろん、多彩な攻撃パターンからのゴールが見たい。それがチーム全体の自信につながるのだ。

 こうした攻撃面も重要だが、ジーコ監督は18日の練習であえて攻撃パターンの確認をせず、守備のチェックに多くの時間を割いた。より高い位置から相手を追い込み、中盤でボールを奪うというディフェンスの形が何度か繰り返されたのだ。鹿島で4−4−2に慣れている小笠原が動くタイミングやポジショニングを長谷部ら周囲にアドバイスする場面も見られた。「局面によって1人が2人を見たり、完全に相手をマークすることもありえる」と彼が言うように、最終ラインや中盤の選手たちはしばしば相手をマンマークしていた。

 ジーコジャパンがこういった守備確認のトレーニングをするのは珍しい。それだけドイツ本大会に向け守備意識を高め、確固たるシステムを構築したいという狙いが指揮官にはあるのだろう。インド戦では「守備の安定」というテーマをしっかりとクリアしたいもの。

 次のボスニア戦では欧州組が合流する。長谷部や巻、佐藤寿人(広島)や村井慎二(磐田)らにとってはチーム残留を賭けた重要な舞台となる。ジーコ監督は過去の実績と作り上げられたヒエラルキー(序列)を重んじる傾向が強く打破するのは容易ではない。特に長谷部のいる中盤は大激戦である。大黒柱の中田と中村俊輔(セルティック)に加え、稲本潤一(ウエストブロミッチ)や松井大輔(ルマン)もここへきて調子を上げている。並み居る選手たちの間に割ってはいるのはやはり難しい。その現実を長谷部本人も十分理解しているだろう。2006年以降の日本代表を担うといわれる男がどこまで際立ったパフォーマンスを見せるのか。これは非常に興味深い。巻にしてもゴールという明確な結果が求められる。「自分はいつも崖っぷち。チャレンジャーの気持ちでやってます」という言葉をピッチにぶつけてほしい。

 いずれにせよ、インド相手に攻めあぐねるようでは日本代表の今後のまたもや暗雲が漂う。ここで清々しく勝って、次の欧州遠征にのぞみたい。アメリカ戦、フィンランド戦から確実に進歩している手ごたえをつかめるような好ゲームを期待したいものだ。

以上

2006.2.21 Reported by 元川悦子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着