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【2006 プレシーズンマッチ 横浜FM vs 横浜FC レポート】横浜FM、後半にJ1の貫禄を見せつける4ゴールで横浜ダービーに完勝。(06.02.26)

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●LEOC SPECIAL DERBY MATCH
2/26(日)13:29キックオフ/日産ス/12,496人
横浜FM 4-0 横浜FC
得点者:'35 マルケス(横浜FM)、'74 大島秀夫(横浜FM)、'76 大島秀夫(横浜FM)、'80 清水範久(横浜FM)
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かつて横浜FMでともに勝利をめざした松田直樹と城彰二は試合後、ユニフォームを交換して互いの健闘を称え合った。横浜FMの目標は当然、J1の王座奪還。横浜FCはJ2で6年目を迎え、上を目指すための足がかりを築きたい。それぞれ目標は違えども、自身の経験をチームに伝え、勝利へと還元することが今季の使命だ。

岡田監督を迎えて4年目となる今シーズン、横浜FMが波に乗るためのカギは、やはり得点力だろう。指揮官は、チーム全体に攻撃の意識を植え付けるために最終ラインから手を入れた。その象徴として、松田のポジションをこれまでのセンターから、3バックの右サイドへ移した。久保竜彦と中澤佑二は、日本代表のドイツ遠征で不在。最終ラインのセンターには22歳の栗原勇蔵、左は那須大亮を据えた。中盤インサイドをマグロン、上野、奥と技術の確かなメンバーで構成し、左は不動のドゥトラ、右には新加入の吉田孝行。前線は清水と新加入のマルケス。
立ち上がりこそ横浜FCに中央からの速攻を食らったものの、両サイドを軸にポゼッションを高めた横浜FMが徐々に流れをつかむ。その中心は、岡田監督をして「ここまでマッチしてくるとは思わなかった」と言わしめたマルケスの求心力。そして35分、右サイドから吉田が入れたアーリークロスを見事なトラップからマルケスが右足一閃。新たな横浜ダービーの歴史を刻む得点をネットへ突き刺した。

対する横浜FCは、失点こそ喫したもののセンターバックのトゥイードと鄭容臺、ボランチの山口素弘、吉野智行らが中央を固めて、よく対抗。三浦知良は前線から中盤まで幅広く動いてボールを触り、新加入のイザイアスはサイド突破の際に見せつけるスピードで、ゲームメーカー内田智也は素晴らしいドリブルで期待を膨らませてくれる。それでも時間が進み、交代選手も多くなるとさすがにJ1チームとの層の差は否めない。74分、横浜FMは上野の正確なクロスを後半開始から投入されていた大島がヘッドで合わせて2-0とリードを広げる。さらに2分後、松田からのクロスを受けた大島がゴール前のうまい反転から左足でゲット。80分には、ドゥトラに代わって途中出場していた平野孝が左サイドを突破してクロス。大島のヘッドはクロスバーには阻まれたが、最後は試合を通じて豊富な運動量を見せていた清水が押し込んで、4-0と試合にケリを付けた。

横浜FMの最後方を締めるGK榎本達也は「今日はある程度高い位置からプレスに行けたし、高い意識でやれていた。今はみんながどうしたら点が取れるかを考えてやっている。マツくん(松田)がサイドからフィードをしたほうがチャンスも生まれるし、オーバーラップも生きる」と、新フォーメーションの手応えを語る。アピールするべき選手がアピールし、4得点に無失点。速攻への対処など不確定要素もなくはないが、7日後の開幕戦に向けてチームは確かな仕上がりを披露してくれた。

一方、この日39歳の誕生日を迎えた横浜FCのカズ(三浦知良)は短時間の3失点に「ミスから失点すると、(精神的に)限りなく落ちていってしまう」と、昨季から続くメンタル面の課題を挙げていた。それでもイザイアス、内田、金澤らの絡みで右サイドからいい形を作った場面も目立っただけに、そこを磨けばゴールの確率は高まるはず。来週はぜひとも好スタートを切り、J2に旋風を巻き起こしたいところだ。

以上

2006.2.26 Reported by 内田智(インサイド)
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