3月25日(土) 2006 J1リーグ戦 第5節
横浜FM 1 - 3 浦和 (15:34/日産ス/50,572人)
得点者:'43 山田暢久(浦和)、'48 ワシントン(浦和)、'89 大島秀夫(横浜FM)、'89 長谷部誠(浦和)
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●松田直樹選手(横浜FM):
「(浦和のロングボール攻撃で敗れたことに関して)サッカーって、こんなもんでしょう。(2年前の)チャンピオンシップのときには、俺たちが同じことをやって勝ったわけだし。でも、2点目に関しては、オレがしっかりしていれば、こんなことにはならなかった。まだ(集中が)切れてなかったわけだし。逆に、ウチが2−0になっていたら、簡単にボールを回せていたと思う。秀夫(大島)のゴールが決まったときは、まだいけるとは思ったけど、最後まで点を取ってやるという気持ちが欠けていたのかな。残り10分になっても、(ベンチから)いつ自分を上げてくれるのかなと思っていた。完敗ですね。自分自身の完敗。もっともっと勉強していかなければならない」
●吉田孝行選手(横浜FM):
「浦和のプレスが良かった。逆に、自分たちは周りのサポートが良くなかった。完敗ですね。監督から、ハーフタイムのとき、『どんどん行け』と言われた。立ち上がりから、自然と引き気味になっていた部分があったので、それを言われたのだと思う。今日の試合は大事な一戦なので、いろいろ考えすぎたのかもしれない。でも、これがいまの実力なのだと思う。大事なのは、負けた後のこと。前向きに捉えて、練習でもコミュニケーションをとって一生懸命やっていきたい」
●榎本達也選手(横浜FM):
「浦和の1点目は、マルシオ(マグロン選手)が山田のマークを外してしまった。でも、マルシオばかりを責めるわけにはいかない。そういう場面でも、しっかり守れなければならない。セットプレーの守備が課題。3点目の失点は、前がかりになってしまい、浦和の二列目が上がってくるところをディフェンスできなかった。1対1でも、ことごとくボールを奪われた。気持ちの面でも、浦和が勝っていた。しっかり、次回に修正していきたい」
●ドゥトラ選手(横浜FM):
「浦和はボールキープでも、カウンターでもしっかりやっていた。横浜FMよりもいいプレーをしていた。勝つべくして勝ったといえるだろう。ロングボールも多かったので、ブラジルトリオの攻撃は、いつもと同じようにはできなかった。中盤のプレッシャーもきつくて、ボールが回せなかった。今後は、G大阪などの強いチームとも当たってくる。そのような相手に対しても、自分たちのサッカーができるようにしなければならない」
●マルケス選手(横浜FM):
「浦和の選手はいい仕事ができていた。逆にウチは普段のサッカーができなかった。空中戦も多くて、やりにくかった。チーム全体、いい流れがつくれなかった」
●中澤佑二選手(横浜FM):
「相手の集中力が上回っていた。セットプレーからの失点など、与えてはいけない失点が多かった。自分たちがやりたいことを、逆に相手にやられてしまった。残り5分と後半の立ち上がり5分。ここで集中力を欠いてしまった。ウチの弱い部分を浦和はうまく突いてきたと思う。浦和のディフェンスの意識の高さは、自分たちも参考にしなければならない。2点目は、ワシントンに(昨年の)ゼロックススーパーカップと同じような形でやられてしまい、悔しい。(これからナビスコカップでも2試合、浦和と当たるが)二度やられているので、同じことで三度もやられないようにしたい。今日の負けは、ただの負けでは終わらせない」
●長谷部誠選手(浦和):
「前半は相手のプレッシャーが速くて、中盤とディフェンスでボールをうまくつなげなかった。そういうなかでのプレーが今後の課題。後半は、相手が点を取らなくてはいけないということで、3バックが開いてしまい、中央のスペースが空いていたのでそこを突いた。今日は、最初に点が取れたことが大きかった」
●山田暢久選手(浦和):
「相手はしっかりしたチームなので、難しいゲームになるのは予想していた。でも、いい形で点が取れ、自分たちのペースで試合が運べた。ゴールは、ボールがおいしいところに転がってきたので、蹴るだけだった。セットプレーからの得点は、お互いに狙っていただろうから、ウチが取れてよかった。点をたくさん取って勝つのは、選手の自信にもつながる。首位に立った、という気持ちはみんな持っていない。自分たちのペースで、1試合1試合頑張っていきたい」
●坪井慶介選手(浦和):
「満足できる結果。内容的に苦しい時間帯もあったが、全体的な守備はとてもうまくいっていた。ボールがうまくつながらない時間帯も、みんな切れずにしっかりと守備をやってから、というサッカーができたことは収穫だ。これに満足せずに、もっといい内容の試合をやっていきたい」
以上
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