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【J1:第5節 F東京 vs 京都 レポート】徳永の初ゴールは、試合終了間際の決勝点。勝点3の執念見せたF東京が開幕以来の2勝目をあげる。(06.03.27)

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3月26日(日) 2006 J1リーグ戦 第5節
F東京 2 - 1 京都 (16:04/味スタ/17,033人)
得点者:'2 ジャーン(F東京)、'44 アレモン(京都)、'89 徳永悠平(F東京)
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春らしい陽気の中、春休みということもありレプリカユニフォームを着た子供たちがスタジアムに向かい、キックオフまでの時間を楽しそうに過ごしている。3月最後の日曜日。試合開始は4時、キックオフの時刻になると一転、曇り空になり肌寒くなり始めた。

「最後の最後まで、あきらめない気持ちが悠平(徳永)の得点につながった」と川口(F東京)が、そして「選手が最後の最後まであきらめずに戦ってくれた。最後のゴールはみんなで勝ち取ったものです」とガーロ監督が試合後に語った。最後の最後まで迷いなく全員が共通して「勝点3」を取ろうとしていた強い思いが勝利の女神を呼び込むこととなったのかもしれない。
1-1で終了するかと思われた後半44分のまさにロスタイム表示が出されようとした時のこと、徳永のJ初ゴールで2−1とし、チームを開幕戦以来の勝利へと導いた。ゴール前の混戦の中から、ゴールに向かって右足を振り切った徳永の姿は「勝点3」への執念を感じさせるものだった。

F東京は、GK土肥、DF徳永、ジャーン、茂庭、鈴木、MFの伊野波は相手FWのマンマークのため3バックのようにも5バックのようにもなる形。ボランチは右に梶山、左に今野、トップ下の馬場、FWにルーカスと川口。
F東京のガーロ監督が試合前、選手たちにいちばん強調したことは「2人の早いFWがいて速攻が武器の京都に対して気をつけるように」とパウリーニョとアレモンに注意するよう指示を出した。「ジャーン、茂庭、伊野波の3人が2トップを徹底的に抑え、両サイド(鈴木、徳永)は積極的に勝負していくようにと言われていました(鈴木)」と言うように、特に前節の川崎F戦で伊野波がジュニーニョを徹底的にマークしたように、今日も伊野波は、パウリーニョを徹底的にマーク。そして両サイドバックの2人は積極的に攻撃をしかける。
一方の京都は、GK平井、DF大久保、リカルド、鈴木悟、児玉、MF斉藤、米田、右に星、左に美尾、2トップにアレモンとパウリーニョ。

試合は開始2分でF東京がCKからジャーンの得点で先制したものの、前半終了間際に京都がアレモンの得点で追いつき1-1で折り返す。後半に入ると、ともに前半を上回るチャンスをつくり、シュートを放つ(F東京は前半9本、後半12本、京都は前半4本、後半8本)。F東京は、最後の最後の粘りで勝利を手にした形となったが、京都はペースを握っていた時間帯にも決定機をゴール前でF東京の厚い壁に阻まれて追加点があげられないままに試合終了のホイッスルを聞くこととなった。「流れの中では5分5分だったのに、セットプレーの時のちょっとした集中力の問題だったのかもしれない」と斉藤が悔しがったように、連続していたセットプレーから失点を喫し勝点を逃した。

「勝点3」を得たことでほっとした表情を見せたF東京だが、試合後の選手たちからは課題も多く聞こえ、まだまだガーロ監督体制の下「自分たちのサッカー」を作る過程にいることには違いない。しかし、この試合で得た「3」という数字がもたらすものは、その数以上に大きいのかもしれない。試合の前夜、F東京のコーチ陣は、徳永と鈴木に対し「攻めること」への意識を強めるための話をしたという。そして「ハーフタイムに監督からFWくらいのつもりでやれと言われて思い切ることが出来たし、そういうサイドバックになっていきたい」と、左サイドバックの鈴木は「これからはもう少しクロスの質だったりバリエーションだったりを増やしていくことを意識して練習したい」など今後への抱負を語った。
?「今日の勝利を次につなげたい」というヒーローインタビューでの徳永の言葉が、スタジアム中に響き渡った。


以上

2006.03.27 Reported by 日々野真理
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