●U-19日本代表 中国遠征
4/26(水)19:30(日本時間20:30)/Changsha Helong Sports Center Stadium
国際親善試合
U-19日本代表 0-2 U-19中国代表
得点者:21分 ワン ヤンポ(中国)、29分 ワン ヤンポ(中国)
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「もちろん、ここには勝ちに来た」という吉田監督の前日の発言とは裏腹に0-2で敗れたU-19日本代表。しかしメンバーを見ても、試合内容を見ても「負けはしたが収穫は大きかった」という吉田監督の言葉が決して日本チームへの過大評価でないことがわかる。
中国は昨年のFIFAワールドユース出場メンバーを4人含み、さらにそのうち3人はA代表の合宿にも参加経験があるというベストメンバー20人を揃えた。そのメンバーは先週土曜日に集合し、日曜から火曜まで合計3日のトレーニングを重ねた。また現地の注目度も高く、「体育週報」という全国版のスポーツ紙ではトップの扱いでこの試合の前情報を報じるほどの熱の入れよう。
それに比べ、日本は実質的なトレーニングは前日の夕方およそ1時間強のみ。主力といえるメンバーが6人欠けるという事態。「代表というのはメンバーが入れ替わるところだから」と仙台カップ以来の参加となった山本真希(清水)はそれを敗戦の言い訳にはしなかったが、やはり勝負においては大きな影響があったといえよう。
約4万人収容の賀龍体育場に、平日の夜ながら約1万人ほどを集めたこの試合。スタメンは以下の11人。
GK 林彰洋(流通経済大学)
DF 柳澤隼(柏)、柳川雅樹(神戸)、青山隼(名古屋)、堤俊輔(浦和)
MF 山本真希(清水)、森重真人(大分)、柏木陽介(広島)、田中亜土夢(新潟)
FW 青木孝太(千葉)、河原和寿(新潟)
同じく4-4-2システムを組む中国に、真正面から勝負を挑むことになった。
立ち上がり、前線からプレスをかける中国。ただ、日本はよく対処した。ディフェンスラインは「下がってしまった」と指揮官は振り返るが、通常よりも高く保たれ、中盤もコンパクト。初コンビのセンターバック青山、柳川も安定感を見せた。
ただ、攻撃に関しては中盤でつなげてもラスト3分の1がどうにもならない。「動くタイプの2人で試してみたかった」と並べてみたFW青木と河原に全くボールが収まらない。「何回かは崩せた」と山本が振り返るように、右サイドの彼が起点となり数度チャンスも訪れるがそこから先がどうにもならなかった。
場内の圧倒的なアウェイの雰囲気にも、相手のプレスにも押される。前半は守備的にしのぎ、後半に勝負をかけるのかと思い始めた矢先に日本はミスからの失点を喫する。
21分、ボランチから一旦落ち着けようと右サイドバックに開いたところに、A代表合宿経験者でもある左サイドのハオ ジュンミンが果敢にプレス。慣れない右サイドバックに入った柳澤のトラップミスを見逃さずかっさらい、センタリングを上げた。これを中央に走り込んだワン ヤンポが難なく決める。ここまで、攻撃のラスト3分の1以外は上手くいっていただけに痛い失点となった。
36分には日本にビッグチャンスが訪れる。山本の右サイドからのスルーパスに河原が抜け出し、GKと1対1を作り出す。センターバックも諦めて追わない、それほどの決定機を外し、試合の流れは徐々に中国に傾いていく。そのまま、その流れは帰って来なかった。
後半は前線に起点を作るべく長身の長沢(清水ユース/189cm)を投入。これにより攻撃のリズムを取り戻し、ようやく勢いに乗って来た後半29分、またもミスからの失点。ディフェンスラインで相手ボールを取り返し、クリアしたボールが見事に相手の右中盤の足もとへ。そこからの速いセンタリングに、またも中央にいたワン ヤンポが放ったシュートはDFに当たりゴールに吸い込まれた。「2点目が本当の敗因」と吉田監督は嘆いた。
日本は中盤と最終ラインが意外にも安定感を見せたことが収穫ではないか。初コンビとなった青山、柳川の最終ラインもほぼ危なげなく及第点。中国の強烈なプレッシャーにも負けず、ずるずると引くこともなかった。ただ、課題はやはりラスト3分の1の精度と、どこか消極性の見える攻撃。そして、今回は試合を決定付けてしまった、落ち着きを失った時間帯のミスは、大きな反省材料だ。
勝負にこだわっていきたい、と言った指揮官とチームの目標は叶わなかった。勝負に重きを置くのであれば、今回の遠征が持つ意味合いは減る。ただ、圧倒的なアウェイを経験出来たこと、フィジカルの強い相手との対戦、負傷メンバーの復帰、新メンバーの戦力確認…などという観点では大きな収穫を得たと言えよう。
当面の目標はAFCユース選手権。この敗戦で一喜一憂することなく前に進みたい。
以上
2006.04.27 Reported by 了戒美子
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●U-19日本代表 今後のスケジュール(予定=JFA 平成18年度 事業計画より)
・5/21〜29 インド遠征
・6/8〜18 中東遠征
・7月 海外遠征
・8/11〜15 SBSカップ国際ユースサッカー
・9/11〜15 強化合宿
・10/14〜18 強化合宿
・10/29〜11/12 AFCユース選手権インド2006
J’s GOALニュース
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