5月21日(日)J2 第17節 鳥栖 vs 横浜FC(14:00KICK OFF/鳥栖)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-遂にあの企画が復活!『J2サポーターズTV』。この試合、J'sGOALは鳥栖スタジアムを取材します。鳥栖サポーターのインタビューや応援風景を収録し、後日公開致しますので是非ご期待下さい。
----------
いかなる球技においても勝敗を決するには二つの法則がある。
一つは相手より多くの得点をあげる場合。もう一つは相手より失点を少なくすることである。
試合の中で、勝ち点3を得るためにどちらを選択するかは、戦術とチーム力による。
今節の鳥栖vs.横浜FCは、この法則を観戦する人に堪能してもらえるカードと言える。
第9節以降、7試合で2勝5分けと負け知らずの鳥栖。前々節の柏戦では、終了間際に追いつき引き分け。前節の札幌戦では、残り5分で追いつかれ引き分け。その他の試合でも、どちらに転んでもおかしくない内容が続いている。
圧倒的に優位に進めながら引き分けたり、終始押されつつも引き分けたりと、サポーターには目が離せない試合が続く。対する横浜FCも開幕戦での敗戦以来、13試合負け知らずである。8勝5分けと順調に勝ち点を伸ばしている。
両チームとも圧倒的な攻撃力を有しているわけでもない。だからと言って、守備的な戦い方をしているとも言い難い。データ的には、シュート数も被シュート数もリーグ中位である。しかし、負けていない。鳥栖は、常に相手より多い得点を狙った結果であり、横浜FCは先制点を奪うと相手より失点を少なくした結果である。
両チームともFWには勢いがある。
鳥栖は新居が7得点で得点順位のトップを走れば、横浜FCは、三浦(カズ)と城の二人で8得点と結果を出している。とるべき人が取れば、チームに勢いがつく。新居が得点をあげた試合では4勝1分け1敗となっている。エースが得点をあげると守備のリズムも良くなり、勝利につながっているのであろう。被シュート数が少ない試合が多い。
横浜は第16節には試合が組まれていないために1週間ぶりの試合となる。三浦・山口・トゥイード・城などベテランが主力で戦うチームでは間隔が開いていることは、有効のようである。試合が組まれていない翌節では、いずれも無失点で完勝している。体調は万全で鳥栖に乗り込んでくると予想して良い。途中交代で入ってくる若手とのバランスも程よく取れて、好結果が続いている。
両チームとも核になる選手がその存在感を示すことにより、チームに好結果を生んでいる。
鳥栖では尹晶煥であり、横浜FCは三浦がその存在と言える。尹や三浦の動きにつられるように、周りの選手が動き機能する。鳥栖にとって尹の怪我の状態が気がかりではあるが、前節は山口が代役を見事に果たしアシストをはじめ、司令塔としての存在を示した。
今節の対戦で勝敗を決するところを一つあげるとすれば、FWへのボールが如何に有効に入るか・・・と言うことに尽きる。
鳥栖では新居、横浜FCでは三浦と城。この3人がゴールを向いてボールに触ると、両チームのサポーターの期待は一気に膨らむであろう。新居の7得点のうち、PKの2得点を除くと全てダイレクトシュートである。前を向いている時の彼の存在は、鳥栖にとっては絶対なものであり、横浜FCにとっては脅威である。
真に負けないチームはどちらか・・・FWが答えを出してくれるだろう。
サッカーはシンプルなゲームである。シンプルだからこそ、ゴールへの道筋を堪能しゴールした選手を賞賛する。
攻撃と守備が表裏一体となった試合を今節は楽しんでもらいたい。
以上
2006.05.19 Reported by サカクラゲン
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第17節 鳥栖 vs 横浜FC プレビュー】負けないけど勝てない鳥栖。負けない上に勝っている横浜FC。黒星をつけさせるのはどちらのチームか。(06.05.19)
- 終盤戦特集2025
- アウォーズ2025
- 明治安田J1昇格プレーオフ2025
- 明治安田J2昇格プレーオフ2025
- J3・JFL入れ替え戦
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 月間表彰
- 2025 移籍情報
- 2025 大会概要
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- 2025 Jリーグインターナショナルユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE













