5月20日（土） 2006 J2リーグ戦 第17節
湘南 1 - 3 水戸　（14:04／平塚／3,504人）
得点者：'3 小椋祥平（水戸）、'34 金基洙（水戸）、'73 アンデルソン（水戸）、'75 加藤望（湘南）
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●上田栄治監督（湘南）：

「今日は山形戦で負けたあとで、どうしても勝ちたかったゲームでしたが、残念ながらこういう結果に終りました。警戒していたカウンターで前半先制されて、水戸のペースになってしまいました。それをこじあけることができなかったところが敗因だと思います。リーグはこれからも続くので、ここでやり直し、もう一度奮起していきたいと思います。」

Q：前半は坂本選手がボランチでしたが、その意図は？

「坂本は攻守にわたって非常に充実してましたし、先日の山形戦でもそのポジションに入っていい仕事をしてくれました。その流れで坂本を使いたかったということです。」

Q：後半はサイドにして、佐藤選手をボランチに戻しましたが？

「もとに戻しながらペースを変えたかったということです。風が逆になったこともあり、ペースとしては変わったと思います。」

Q：とくに前半、相手の狙い通りに奪われる場面が多かったが、打開策は？

「打開策というか、相手のあることですから、我々としてはサイドを起点にしながらトップへボールを繋げる、ボランチからボールを繋げる、あるいは背後を狙うというやり方をしたかったんですが、相手のアプローチの速さ、あるいは囲い込んでくる速さによって奪われることが多くなってしまいました。だからもっとシンプルにボールを動かすということは指示しました。」

Q：前田監督は選手を入れ替えたことによって疲労が少なかった点を勝因にあげたが、湘南の選手の疲労度は？

「どちらにも疲労はあると思いますし、水戸もメンバーは2人しか代わっていません。また我々のほうも2、3人代えてますが、相対的に見てそういう見方ができるということで、水戸のほうがよかったということになるのではないでしょうか。」

Q：冒頭の「やり直す」というのは、具体的には？

「気持ちのうえでチームをつくっていくということです。まだまだ先は長いので、スタートに戻って、ゼロからということではなく、気持ちのうえで、これからやっていくんだという気持ちに戻りたい。そういう意味です。」

Q：引いて守るチームに対して、今後の打開策は？

「相手より上回るための何かをつくっていかなければならないと思います。ですから活動量もそうですし、ディフェンス面をよくしながら攻撃に繋げることもあるでしょう。今日のビデオをまた分析しながら反省し、次に繋げたいと思います。」

以上