本文へ移動

今日の試合速報

第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待
第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第20節 徳島 vs 水戸 プレビュー】戦力が揃わない中で今節を迎える両チーム。徳島は最下位への逆戻りを自力で阻止できるか。(06.06.07)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
6月7日(水)J2 第20節 徳島 vs 水戸(19:00KICK OFF/鳴門)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-J2試合予想ゲーム!6/7(水)19:00締め切り!お忘れなく!-
----------

徳島は、第18節草津戦での勝利によって、第12節から続いた最下位をようやく抜け出した。が、前節では、リーグ屈指の攻撃力を持つ仙台を最少失点に抑えながらも得点を奪うことが出来ず無念の敗戦…。しかし草津も前節の一戦に敗れたため、幸いなことに徳島は最下位へ逆戻りすることを免れた。

だからこそ、徳島にとって今節の一戦はひとつの正念場であり、何としても勝利が欲しい戦いとなる。
その理由のひとつは、もちろん最下位への再転落を何としても阻止するため。入れ替ったとは言え、草津との勝ち点差がわずかに1であることを考えれば、今節またその順位をひっくり返されてもおかしくない。ただ、自分たちが勝利しさえすれば草津の結果に左右されることなくそれを防ぐことができる。他力ではなく、自力で踏み止まることこそが重要であり、それが出来ればチームの逞しさもきっと増していくであろう。

そしてもうひとつ。今節の一戦は、さらに一歩上の11位へと這い上がれる可能性も持っているということだ。現在の11位は愛媛。勝ち点では並んでいるものの、得失点差によって順位が上下している(徳島が-16、愛媛が-9)。自力での今節逆転はほぼ不可能だが、自分たちが勝利を収めておけば愛媛の結果次第ではそれが現実となるのだ。もしここでもうひとつ順位を上げることが出来たなら、自信とさらなる上を目指す意欲がチームにいっそう蘇るのは間違いない。

とは言え、この大事な一戦を迎えるにあたって、徳島は大きな問題に悩まされている。それは“ケガ人の多さ”である。キャプテン片岡をはじめ、ホーム連勝を飾った2試合(第16・18節)で3ゴールを叩き出したジョルジーニョ、守備の中心的な存在であった辻本など、相次いで主力選手たちが戦線離脱。それによって前節の仙台戦では、控えの登録選手が4人という事態にも陥った。代わりにピッチに立つ選手たちの実力に遜色があるわけではないが、やはりコンビネーションなどに不安が残ることは否めない。

対する水戸は、第1クール終盤には下位グループまで沈んだものの、第14節以降は4勝を挙げるなど好調さを取り戻している。そして、その好調さを裏づけるかのように、前節では15試合負けなしと破竹の快進撃を続けていた横浜FCをストップ。前田監督の緻密な作戦のもと“してやったり”の勝利をもぎ取った。この結果からも、水戸が作戦を忠実に遂行できるしたたかなチームへと成長しているのは明らかだ。

ただ水戸も無視できない悩みを抱えている。累積警告で河野とアンデルソンが出場停止となり、攻守の要を失ったと言っても過言ではない状態で今節に臨まなくてはならない。その穴を如何にして埋めるかが大いに注目される。

事情は違えど、両チームとも戦力が揃わず苦しいことに違いはない。となれば、この一戦の勝敗は、どちらの「勝利を目指す気持ち」が強いかにかかっていると言えよう。ホーム徳島は自らの力で踏み止まれるか、水戸は前節の勢いを繋いでいけるか。目の離せない一戦だ。

以上

2006.06.06 Reported by 松下英樹
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第12節
2024年5月6日(月)15:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/05/04(土) 00:00 ハイライト:横浜FMvs磐田【明治安田J1 第11節】