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【J2:第21節 水戸 vs 神戸 プレビュー】5位と6位の直接対決。守備の水戸か、攻撃の神戸か。ポイントはセットプレーにある。(06.06.11)

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6月11日(日)J2 第21節 水戸 vs 神戸(14:00KICK OFF/笠松)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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前節徳島戦、前半が終了し、ピッチから引き下がろうとする桑原に秋田が声をかける。そして、その後、入念に秋田が桑原に動き方についてのアドバイスを送る光景が見られた。桑原と秋田は同じポジション(右MF)。この日も83分に桑原に代わって秋田が投入されている。いわば、1つのポジションを争うライバルである。しかし、そうした間柄でもチームの勝利のために献身的に力を尽くす姿勢が今の水戸にはある。チームが『一致団結』をしているからこそ、6位という順位にもつけることができているのだ。

前々節に15戦負けなしの横浜FCに土をつけたのは、水戸であった。「極端にリトリートした」と前田監督が言うように、11人が自陣に引きこもる守備的サッカーで横浜FCを封じることに成功した。「あれだけ引けば守れるよ」という声もあるのはたしかだ。だが、『引く』だけで守れるほどサッカーは簡単ではない。90分間の中で一瞬でも隙を与えることは許されない。守りきるためには一糸乱れぬ連携が必要となってくるのだ。前述の秋田と桑原の関係のように、チーム全体が高い意識を持って『意思統一』しようとする姿勢があることで連携は高まっており、だからこそ『無敵』横浜FCに勝つことができたと言っていいだろう。

2戦連続完封という手応えを感じながら、迎える今節の神戸戦。「ウチは上位に強い」と前田監督が言うように、自らアクションを起こして攻撃を仕掛けてくる相手は、守備からカウンターで活路を見出す水戸にとっては戦いやすい。神戸は「自分たちのサッカーをすれば勝てる」(栗原)という意識が強く、相手に合わせるサッカーをして来ない。ゆえに水戸にとっては組し易しの相手と言ってもいいだろう。

だが、前回の対戦(第4節)では序盤に三浦にFKを2発叩き込まれ、敗れた苦い記憶がある。「この間の対戦は悔しかった。FKを2本決められて立ち直れずに終わった。今季、あれだけ何もできなかった試合はない。だから、今回は意地でも勝ちたい」と大和田は強い口調で話す。やはり、ポイントはセットプレーということになりそうだが、水戸も成長しており、「ペナルティエリア付近でのファウルはしてはいけない」(大和田)という意識がチーム全体に浸透している。同じ過ちを繰り返すことはないだろう。その反面、神戸も「引いてくる水戸に対して、ゴール前のFKがポイントとなる」と栗原は言っており、ファウルを誘う動きを見せてくるだろう。ファウルを誘う神戸、慎重に対応する水戸というジリジリした展開が続くことになりそうだ。

とはいうものの、やはり今節は、神戸の攻撃をいかに水戸が防ぐか、水戸の守備を神戸がいかに崩すかという一点に懸かっていると言ってよい。水戸は小椋、神戸は朴という中心選手を出場停止で欠く一戦となるが、この日の勝敗によっては5位と6位の順位が入れ替わるということもあり、気持ちの入った激しい試合になるはず。強固な水戸の守備に対して「崩しがいがありますね」と栗原が言い、笑みをこぼせば、「前回の対戦の借りを返す」と時崎が力強く誓う。

両チームのストロングポイントがぶつかり合う熱戦となることを期待したい。

以上

2006.06.10 Reported by 佐藤拓也
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