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【日本 vs クロアチア】試合終了後のジーコ監督コメント(06.06.19)

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■日本代表 2006 FIFAワールドカップTM グループF

2006年6月18日15:00(日本時間 同日22:00)/ドイツ・ニュルンベルク
日本代表 0 - 0 クロアチア代表
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●ジーコ監督
「引き分けた。負けたらこれで終わりだったが、難しい状況の中で無得点に終わった。バランスはあまりよくなかったが、いくつか最後の方で簡単なパスミスをして反撃される場面があった。またこの暑さもあった。ボールコントロールがあまりよくなかった。何本かパスをつないだが、ゴールまで行き着くことが出来なかった。ミスもした。これまで戦ったチームには同様に敬意を表する。選手たちはよくやったと思う。しかし3時の試合が2回続いた。これだけ暑い中での試合。いてつく太陽の中で、みんなの注目が集まる中で試合をした。これだけ素晴らしいものを見せられてうれしいが、サッカーはビジネスとなってしまった。選手が犠牲を払った部分がある。日本も苦しくなった。3時で30度の暑さの中での試合だった。それに選手がやられる部分もあった。コンディションを整えていてもこれだけの暑さでミスも出た。この大会を目指してやってきたわけだが、100%守られているわけではない」

……ブラジル戦に向けての抱負?
「グループの中で困難な状況は分かっている。しかし、勝利を目指してがんばるしかない。微妙なバランス。ブラジルの選手やチームを尊敬しているがピッチで起こることが重要。ブラジルはクロアチアと1-0だった。そして今日は引き分けだった。だから、まだ残留の希望が残っている。グループリーグ最後の試合は顔をしっかり上げて戦いたい」

……オーストラリア戦の時もそうだったが、決定機に決められない。日本のファンダメンタルな問題、決定機のミスについては?
「我々の問題、日本がチャンスを作れなかったのなら心配だが、日本はチャンスを作れていた。ゴールの前まで正しいことを全てやっていたのに、そこで最後までいけなかった部分。そこが足りなかった。
 みんながゴールを出来るわけではない。必ずしもそうならない。我々もできなかった。ゴールネットにボールを入れることが出来なかった。チャンスはあったがゴールを決められない。オーストラリア戦でもそうだった。1-0で勝っていたときにチャンスがあったが、それを決めることが出来なかった。雨が降らなかったら何も出来ない。でも毎日私はチームとして取り組んできた。この本番になって本当の結果が出せなかった。そうするとやはり平常心を失ってしまう。悲しいことだ。質の高い選手が揃っていて、何をやればいいかもわかっているのに、ゴールが出来ない。それならそれでやり続けるしかない。良くなろうと努力しなければならない。個人のためにもチームのためにも。だからサッカー界にはストライカーが一握りしかいない、それだけストライカーは難しいということだ」

……PKについて?
「私の状況では選手が失敗したと思う。PKになるには理由がある。ストライカー側がファウルをしたのかもしれない。でも我々のGKは素晴らしいプレーをした。よくセーブした。クロアチアが得点しなかったというのではなく、我々のGKが好セーブをしたから無得点に抑えることが出来たということ。クロアチアは前半にかなりチャンスがあった。ニコがバーに当てているし。PKもあったし。オーストラリア戦が1-1で終わっていたらよかったが。実際にPKのジャッジミスがあった。そのときは審判の判断でPKが与えられなかった」

……2試合が終わって勝ち点1で次が王者ブラジルとの対戦。これについてどう思うか?
「とても難しい試合になると思う。特にワールドカップ優勝候補だし。でもサッカーでは何でも起こりうる。チームの準備を整えて勝つつもりで試合に臨むだけ。それしか考えていない。ゴールを入れていないので苦しんでいるが今度の試合を見てみよう。ブラジルがこれからオーストラリアと対戦する。その結果を見てみよう。我々はまだ生きている。常に取り組んでいく、次の4日間で何が出来るか、ブラジル戦に備えて取り組んでいく」

……今日の交替の理由。特に、大黒が入ったのはラスト5分だった。その時点でも彼が得点できると思っていたのか?
「あと残り1分でもゴールを入れる姿をこれまで見てきた。選手たちは残り時間など考えていない。宮本はPKの後イエローを受けていたし、中村の心配もあった。中村はここ数日熱が出ていたので、体調の心配があった。また、福西のニコへのマークが甘かったので、変えなくてはならなかった。ニコが前半クロアチアのチャンスを作っていた。後半はあまりよくなかったが。高原が疲れてきたので大黒を入れた。とにかく前線にボールをキープさせるために入れた。後10分とか、それは考えていない。大黒のゴールというよりはチームにとってそれが一番いいと思ったから入れた。宮本はカウンターを受けていた。そこで3人目を投入した。それが一番いいと思ったから入れた」

……クロアチアとオーストラリアと戦ったが、このグループではどのチームが優勢か?
「ブラジルが強いと思う。ブラジルが候補で後は横並び。オーストラリアは負けるかもしれないし、オーストラリアはクロアチアを負かすことが出来るかもしれない。可能性はある。クロアチアの大きな問題は日本にとっても大きな問題でもある。何が起こるかブラジル対オーストラリアの試合を見てみよう。ブラジルがオーストラリアに良い勝ち方をすればクロアチアを助けることになる。だからまだ全てがオープンな状態。クロアチアにとってもそう。最後の試合で全てが決まる。ブラジルもオーストラリアに楽勝は出来ないと思う。タフな試合になると思う」

……世界のサッカー選手はこのスケジュールで戦うことが可能と思うか? 先ほどサッカーがビジネスになってしまったといっていたが。選手たちは耐えられると思うか? 市場が優先されたのか?
「選手に求められるものが多くある。健康の問題もある。大会中に亡くなる選手もいる。期待が高くなり、つぶさにいろいろな検証がされる。選手にとっては非常にこたえること。ワールドカップのスケジュールを再考してもいいのではないか。選手が疲労困憊(もしくはバーンアウト)しない形で試合が出来るようなスケジュールを考えてはどうか。もう少し試合時間を遅くすることを提案したい。注意しなくてはならない。それでなければ将来まだこの問題は出てくる」

……中田といろいろ話していたようだったが、何を?
「やっぱり前でもっとキープしてほしいということ。高原と柳沢があそこで簡単に取られたりしていたので、そのために中盤の運動量があまりにも多くなってしまう。そのあたりの話をした」

……ピッチで選手が滑っていたようだが?
「この辺のところは芝の問題というより個人の準備の問題。相手も滑っていたし」

……シュート練習を繰り返していたが、決められなかった。このやり方については?
「とにかくずっと全部試合の状況を考えてやってきた。この方法が絶対間違っているとは思わないが、ただ、試合で入らないなら、繰り返してやるしかない。この大会が終わったから終わりというものでもないし、昨日今日話していることではない。何年もやっていること」

……中3日だが選手をどのように進めていく?
「改めて選手に声をかける必要はない。選手たちはこれだけ戦ったわけだし、今日の大きなチャンスにあれだけ戦えた選手たちなので、絶対にやってくれると思う」

……ブラジルに勝つイメージはあるか?
「得失点差だけが厳しい。ブラジルだといっても恐れることはない。前にも経験しているし。ただ、得失点差だけが厳しいと思う」

……最初から前がかりで攻めていくのか?
「後ろに必要なだけの気を配りながらどんどん積極的に行くということしかいえない」

以上
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