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【J1:第13節 C大阪 vs 大分 プレビュー】現在最下位のC大阪は大久保が復帰、巻き返しを期して大分と対戦!(06.07.18)

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7月19日(水)J1 第13節 C大阪 vs 大分(19:00KICK OFF/長居)
-いよいよJ1本格再開!スタジアムへGO!!〜選手からのメッセージ【その1】 【その2】 【その3】-
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-勝敗予想ゲームも再開!7/19(水)19:00締め切り!狙えスタートダッシュ!-
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第12節を終えた時点で18位に甘んじるC大阪。6月に10日間のオフを取ったあとは、塚田雄二監督のもとでトレーニングに励んだ。「中断前の時点でも、それまでと比べるとずいぶん走れるようにはなっていたと思う。ただ、試合に勝ちきるというところまではいかなかった」と言う塚田監督は、まずは1試合を通して走りとおせる体力と精神力を身につけるためのトレーニングを選手たちに課した。そして、6月下旬からは岡山県・美作でキャンプを張り、戦術の浸透に努めた。
 
「やろうとすることはキャンプである程度できた」と総括した塚田監督。キャンプ終盤の広島との練習試合(7月5日)については、「時間帯によって内容にバラツキはあったが、試合の後半では我々がやろうとすることのイメージを共有できたのではないか」と手応えを口にしている。しかし、リーグ再開1週間前の12日に行われた京都との練習試合(完全非公開)は、2-3で敗戦。非公開のため詳しい内容はわからないものの、後半だけで3失点と不安をのぞかせた。「前半20分までは守備の意識を共有でき、ボールを奪えたが、攻撃につなげることができずに攻守のバランスを崩してしまった」とは塚田監督のコメント。キャンプを通じて取り組んだ守備については成果が見られたものの、攻撃に関してはまだ満足いくレベルに達していないことをうかがわせた。

とはいえ攻撃面については、明るい材料が多い。まずは大久保嘉人の復帰。スペイン・マジョルカとの移籍期間が満了し、1年半ぶりに古巣に帰ってきたFWの存在は大きい。塚田監督も「持っている能力は非常に高く、心強い戦力になる」と話しているが、心配されるのがコンディション。本人は、「チームに合流したころに比べると体も軽くなったし、はるかに動ける」と言うものの、先発させるのか、スーパーサブとして起用するのか、塚田監督も思案のしどころのよう。また、先日のオールスターサッカーでJ-WEST唯一の得点を記録した古橋達弥も調子を上げている。中断前は12試合で1得点とややさびしい成績だったが、大舞台での活躍をリーグ戦につなげたいところだ。

キャンプ終了までは順調に調整を続けてきたC大阪だが、ここに来てコンディションを崩す選手が出始めている。先週、森島寛晃が左膝を痛めて戦列を離れ、16日時点ではまだ別メニュー調整。また、15日の練習では、右サイドバックとして定着しつつあった藤本康太が右足首をねんざ。さらにディフェンスラインの中心であるブルーノ・クアドロスも体調を崩して16日の練習を休むなど、アクシデントが続発している。「どういう状況であれ、今いるメンバーでやるしかない」と塚田監督は話すが、心配な状況には違いない。

一方の大分は、5割の勝率でインターバルを迎えた。中断期間には、FWオズマールに代わり同じくFWのラファエルを獲得。大分県中津江村でキャンプを行って、さらに戦術に磨きをかけた。これまで同様の3-5-2システムで臨むことが予想され、メンバーも大きく変わらないだろう。新外国籍選手加入で競争の激しくなった2トップには、高松大樹と松橋章太の起用が予想される。高さとスピード、異なった特長を持つFWの動きに注目が集まる。C大阪の大久保が出場すれば、若きストライカーたちの「競演」も楽しめそうだ。
 
C大阪にとっては、絶対に負けられないホームでの再開戦。大分戦を皮切りに7月は2週間で4連戦となる。「ここを何とか乗り切り、勝ち越したい」と塚田監督。まずは最下位脱出、さらに降格圏内脱出が現時点での目標だ。

以上

2006.07.18 Reported by 横井素子
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