7月22日(土)J2 第29節 横浜FC vs 湘南(19:00KICK OFF/三ツ沢)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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過去2戦、湘南は横浜FCにいずれも「0−2」で敗れている。アウェイで行なわれた第1クールはセットプレーから失点し、ホームの第2クールは流れのなかで決められた。チャンスをつくりながらもゴールには結べず、堅守を貫く相手から今シーズンはいまだ1点も奪えていない。
しかし、とくに連敗の渦中にあった前回と、現在の湘南は違う。パスを繋ぎポゼッションを高め、ビルドアップしていく。ゴールの雰囲気は格段に増し、実際にここ5試合で無得点ゲームはない。前節の山形戦で相手GKにPKを阻まれた横山聡は、「もちろん口惜しかった」と吐露するが、一方で「すぐに切り替えられた」とも語っている。流れのなかでボールを支配しサイド攻撃に繋げている手ごたえが、責任感の強いストライカーを俯かせない。事実、このチャンスを失ってもチーム全体が下を向くことはなく、後半のサイドからの決勝点を生み出した。
進化は攻撃だけに留まらない。課題だった守備についても、前節の山形戦で無失点を記録、成果をあげている。城定信次を軸に最終ラインは安定感を増し、危険な場面をことごとく守り抜いた。それぞれが連動してカバーしあい、集中力も途切れない。無失点勝利はじつに12試合ぶりのことだった。
新戦力にも期待がかかる。前節、合流して初めて公式戦のピッチを踏んだフラビオは、およそ20分間の出場ながら、その体躯の強さと巧みな足元を窺わせた。「加入してまだ間もないが、トレーニングやゲームを通してチームのリズムに馴染んできている。コンディションもいい。チームをもっと深く知り、試合で貢献できるよう頑張りたい」。山形戦、右足で放ったポスト直撃弾には、「あと僅かだった」と残念がるが、「試合に出たらつぎは決めたい」と、意気込みを語った。
「ひともボールも動く」というコンセプトのもと、攻撃力を高め、守備も疎かにしない。攻守両面で手ごたえを携えた湘南は今節、三ツ沢で横浜FCに挑む。横浜FCは京都からアレモンを獲得し、攻撃にてこ入れを図っている。もちろん三浦知良や城彰二、アウグスト、山口素弘らタレント陣の貢献は相変わらず、GK菅野孝憲もいまだ一桁失点に抑えている。
対して湘南は、ニヴァウドと中町公祐、田村雄三を累積警告で欠く。しかし、「メンバーが代わってもやることは変わらない」と、菅野監督に惑いはない。「山形といいゲームをしたので、その流れを繋げたい。選手たちにも期待している。過去の2敗は関係ない。この一戦に懸ける」
今シーズン、これまで敗れてきた借りを返せるか。手ごたえは間違いなく、ある。
以上
2006.07.21 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第29節 横浜FC vs 湘南:湘南プレビュー】前節、無失点勝利を収め、ホーム連勝を飾った湘南。手ごたえを携え、2位横浜FCに挑む。(06.07.22)
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