7月22日(土)J1 第14節 大分 vs 新潟(19:00KICK OFF/九石ド)
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リーグ再開の初戦、大分はC大阪を2−0で破り6勝5敗2分勝ち点20で順位はかねてからの目標であった「8位」となった。ゴールマウスを守っていたGK西川周作が「C大阪戦ではDFのカバーリングが良くて安心して見ていられた」と試合を振り返ったが、その言葉通り、3バックの深谷友基、福元洋平、上本大海がよく踏ん張り、C大阪の攻撃を阻止した。またダブルボランチのエジミウソン、トゥーリオも前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪ったら素早い攻撃で相手守備陣を脅かした。中断期間中のキャンプでは「攻撃への切り替えを早く」をテーマにトレーニングを行ったが、それがうまく実戦できた。大分はスピーディに試合を展開し、前半27分にはFW松橋章太が、後半27分には追加点を奪い、今季3度目の完封勝利を果たした。中断前の勢いはそのままだ。
このいい流れで、今節はホーム・九州石油ドームにアルビレックス新潟を迎える。新潟は前節、浦和にJ1昇格後初めて勝利し、再開好スタートを切っている。戦績も7勝4敗2分勝ち点23で順位は4位となかなか手強い相手だ。しかし、8位の大分との勝ち点はわずか「3」。他会場の結果にもよるが、大分が勝てば一気に4位まで上がる可能性もないことはない。それだけ4位から8位のチームの勝ち点に大差はない。ここは両チームとも勝って、早めに上位ブロックに食い込みたいところだろう。
新潟で何より気を付けたいのは、ケガから復帰し、前節の浦和戦では先制点を決めたFWエジミウソンだ。昨シーズン18得点の実績も残しているが、今シーズンもエース健在をアピール。そこにMFファビーニョ、MFシルビーニョが絡んでくれば、かなり脅威だ。新潟は少ないタッチのパスと大きなサイドチェンジで素早い攻撃を展開してくるであろう。大分としては前線からプレッシャーをかけ、早目に相手の攻撃の芽を摘まなければならない。また2列目、3列目の飛び出しにも注意が必要だ。
また攻撃に関しては、キャンプで繰り返し練習した少ないタッチでパスを回し、攻撃に転じた時にはFW高松大樹を起点に2シャドーの松橋章太と梅崎司が相手陣内を掻き回せばチャンスも生まれてくる。また新加入のFWラファエルのコンディションもようやく整ってきた。途中からの投入が予想されるが、九州石油ドーム初ゴールにも期待したい。
また、試合当日は「ブラジルデー」という事でブラジル屋台が出たり、ブラジルダンサーによるサンバのパレードなども行われる。またハーモニーランドからキティーちゃんも遊びに来るなど子供から大人まで楽しめるイベント盛りだくさんである。夏の九州石油ドームは盛り上がりそうだ。
以上
2006.07.21 Reported by 森田 みき
J’s GOALニュース
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