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【J2:第29節 徳島 vs 神戸 レポート】注目の『海峡ダービー』第3ラウンドは神戸に軍配。徳島は「負けパターン」をいつ脱することが出来るのか。(06.07.23)

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7月22日(土) 2006 J2リーグ戦 第29節
徳島 1 - 2 神戸 (19:06/鳴門/3,023人)
得点者:'54 栗原圭介(神戸)、'76 近藤祐介(神戸)、'85 金尚佑(徳島)
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羽地が見せる強引な突破からの鋭いシュート。また玉乃の効果的なスペースへの飛び出しによるチャンスメイク。そして、早く厳しいプレスでの守備も効力を発揮し、チームとして決して出来の悪くなかった前半の徳島。さらには、辻本がクロスバー強襲のヘディングシュートを放つなど、先制点を手にする絶好の機会もあっただけに、前半を0−0で折り返してしまった時には嫌な予感が頭をよぎった。運動量が落ち、守備組織に乱れが生じる苦手の後半、早々と神戸に先手を取られなければいいのだが…。

しかし、その予感が的中してしまう。
それは後半が始まって間もなくの54分。自陣やや深いところで神戸にスローインを与えた徳島のディフェンスに何か集中が切れたような瞬間が出来る。すると、その一瞬を神戸のベテラン栗原に見透かされ、すかさずワンツーで中央へ割って入られて豪快なシュートを叩き込まれた。

すると、この失点を境にして、それまではこれといったほころびを見せていなかった徳島ディフェンス陣からミスが続出。立て続けに中途半端なクリアをしたかと思えばコーチング不足と思われるマークのズレも発生し、自ら混乱へと陥っていった。
そして、必然のように神戸に追加点を奪われる。交代出場した近藤にラインの裏へ抜け出されると、追いすがったDF石田も一発の切り返しで置き去りに。この試合の行方を決めたとも言える2点目を許した。

こうなると、残念ながら今の徳島にこれをひっくり返す反撃力はない。それどころか運動量は時間とともに激減し、中盤でのボールキープさえままならなくなっていった。最後こそ85分にジョルジーニョから絶妙のパスを受けたMF金尚佑がプロ初得点となるゴールを挙げ追いすがるが、やはり同点とするには至らず、そのまま試合終了。徳島は『海峡ダービー』第3ラウンドを落とすとともに、5連敗ともなる敗戦を喫した。

こうして敗れた徳島だが、その試合展開、そして敗戦という結果と向きあうと、つくづく感じることがある。先制点を相手に許し、反撃するも及ばす敗れる「負けパターン」を一体いつになれば脱することが出来るのだろうか。
今節までの5連敗全てがその繰り返し。チームとしても、その改善が連敗脱出の鍵となることは分かっているはずだ。ならば、チームとして多少のリスクを冒してでもそうなることを防ぐべく、まず何より先制点を奪いにいく必要があるのではないか。そしてまた守備においては、ピッチ上の選手全員がよりいっそう声を掛け合うなどの基本的な部分を徹底し、どんなことがあっても集中を90分間切らせない努力がこれまで以上に求められる。

確かに連敗による自信の喪失はあるとは思うが、今はもうそんなことは言っていられない。徳島は、一気に気持ちを吹っ切って、またすぐに訪れる戦いでの勝利へ貪欲になるしかない。チーム自身のために、そして敗れても温かい拍手で支え続けてくれるサポーターのために、徳島は変わらなければならない。

以上

2006.07.23 Reported by 松下英樹
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