7月22日(土) 2006 J1リーグ戦 第14節
大分 4 - 0 新潟 (19:04/九石ド/19,304人)
得点者:'24 エジミウソン(大分)、'35 松橋章太(大分)、'61 高松大樹(大分)、'87 高橋大輔(大分)
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「今シーズン、いちばんいい戦いだった」と試合後の記者会見で大分・シャムスカ監督が嬉しそうに語った。前節、強豪浦和を倒した新潟を4‐0で下した大分は、これで7勝5敗2分け暫定で6位。今季初の4連勝だ。
勝利の鍵は「中断前と後との違いは、ピッチにいる・いないに関わらず、全員が同じ気持ちで戦っていること」とシャムスカ監督は言う。一方、大敗した新潟の鈴木監督は、「コンディションの悪さもあったが、気持ちの面が足りなかったのでは」と話した。
立ち上がりから大分は前線からのプレスとスピードある攻撃で主導権を握り、新潟に攻め手を与えなかった。前節から3‐4‐3のシステムを採用した大分は、多彩にポジションチェンジしてくる新潟に対し、マークを徹底。そして前半24分、勝利のきっかけを作ったのはMFエジミウソンだった。左のMF梅崎司のクロスをヘッドで叩き込み先制。エジミウソンは得点だけでなく、ボランチとしてトゥーリオと一緒に攻守に渡りチームの勝利に貢献。「監督からは3バックの前にいて、トゥーリオが攻めあがるよう言われているが、自分が攻めに上がった時にはトゥーリオが下がってしっかりカバーしてくれる」。
チーム内のコミュニケーションは充分に取れている。選手全員が集中していると、こぼれ球なども見逃さない。前半35分にはクロスバーに当たった新潟のクリアボールにFW松橋章太が反応し、右ボレーで2点目。松橋は今季5点目でチームの得点王になるが、松橋が得点を決めた4試合は全て白星。大分の勝利には欠かせない存在に成長した。好調なのは松橋だけではない。ポストプレーヤーとして影でもチームのために貢献しているFW高松大樹が自ら奪ったPKを冷静に決め、3点目。
最後はルーキーのMF高橋大輔が、後半42分、MF根本裕一のCKにヘッドで合わせダメ押しの4点目を決めた。高橋にとってはプロ初ゴールになるが、1点目のアシストをしたMF梅崎と共に若手選手の著しい活躍が目立つ。
勢いのある大分の次の対戦は強豪浦和(7/26・駒場)だが、今の大分には怖いものはない。ただひたすらチャレンジするのみだ。ロッカールームから出てきた選手の表情は輝いていた。得点を決めた選手だけでなく2試合連続完封したDF陣、スーパーセーブをしたGK西川周作。それぞれが個々の役割を果たし、それが大きな力となって勝利を呼び込んだ。
一方の新潟は、前節浦和に勝ち波に乗ると思われたが、今日の大敗でがっくり肩を落としてしまった。
「全くプレッシャーがかからない状態で後手にまわってしまった。チームはすぐには変わらないが、次はすぐ試合なので気持ちを切り替えます」とDF海本慶治は話し、バスに乗り込んだ。次節は中3日でホームで鹿島との対戦だ。ここで強豪を倒せばまた波を取り返せる。試合が立て込んでるだけに、勝っても負けても何より切り替えが必要だ。
以上
2006.07.23 Reported by 森田みき
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