8月22日(火)J2 第35節 東京V vs 柏(19:00KICK OFF/国立)
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星を稼ぐべきところで落としてしまった。東京Vにとって、この愛媛、湘南、草津との3戦は勝ち点9をあげるべき試合だった。その3戦で勝ち点1に止まり、勝ち点8を失ったと考えたほうがいいだろう。首位柏と3位神戸との直接対決。その柏との勝ち点差は実に16、3位神戸との差は11。昇格を目指す上で残り16試合、落とせる試合などないが、上位に2戦連勝すればいくらかラクにはなるだろう。夏場の連戦、体力的に辛いタイミングではあるが狙うは2連勝以外にない。
東京Vがなぜ勝てないのか?8月に入りこのチームに加わったシウバがこんなことを言っている。
「ブラジルにいたころからヴェルディの名前は知っていた。来日当初は能力の高い選手が多いという印象を持った。でも、この2試合を戦ってみてヴェルディの名前にとらわれていると思った。他からきた若い選手でも、今ここでヴェルディにいるということを誇りに思えばいいのに、どこかプレッシャーを感じすぎている」
夏になり、シーズンのおよそ3分の2を過ごしてもなお、新加入選手にそう感じさせる・・・今更ながら、問題の根の深さを感じてしまった。『絶対一年でJ1昇格』と誰もが口にし、日々戦いに臨んでいる。もちろん諦めを口にする選手は一人もいない。しかし、もしかしたら逆にその思いにがんじがらめになり、空回りしているのかもしれない。もっと純粋に勝利を目指せたら、確実に勝てるはず。トレーニングを見る限りそう感じることができるのだ。
柏戦の前日に行われたのは守備練習。その守備練習の発展形としての紅白戦、そしてセットプレー確認を、前日にしては長い2時間強行った。もっとも時間が割かれていたのは、GKとディフェンダー、ボランチの8人対相手の前線と中盤6人との守備練習。おそらく平山が入るであろう柏の右サイドから前線に入るボールへの対策と、トップ下に対するボランチのケアの仕方を念入りに確認。その後ボールを動かしながらゲーム形式に移行し、さらにそこにトップ下とフォワードをつけた11人で紅白戦を行った。
そこから見えるのは前回はセットプレーながら4失点、その前は3失点と大量失点を喫していることへの反省だ。先発に入るであろう一柳は「ユース時代から李忠成は知っているのでやられたくない」と強い思いを話した。「守備からでも攻撃からでもいいじゃない」とラモス監督は言葉を濁したが、明日の試合はいかに守るかがポイントだ。東京Vは海本と根占が出場停止、右サイドバックには藤田が、ボランチのうちの一枚は金澤が入ることになりそうだ。また4失点、3失点、1失点と失点が続いているため「気分転換」(ラモス監督)のためにGKに水原を起用することになりそうだ。
一方の柏は前節1−0で水戸に勝ってはいるものの、2試合前には2−5で鳥栖に大敗を喫している。ラモス監督によると前日のミーティングでその大量失点のビデオをみて、得点のイメージを高めるという。
真夏の大一番、国立競技場。熱い試合になることは間違いない。
以上
2006.08.21 Reported by 了戒 美子
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第35節 東京V vs 柏 プレビュー】夏の大一番、3度目の正直なるか?東京Vが柏を国立に迎える。(06.08.22)
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