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【J1:第19節 大分 vs 清水 レポート】両チーム攻めのサッカーをみせ、激闘の末3−3のドロー。仲良く勝ち点1を分け合う。(06.08.24)

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8月23日(水) 2006 J1リーグ戦 第19節
大分 3 - 3 清水 (19:04/九石ド/18,864人)
得点者:'28 高橋大輔(大分)、'31 チョジェジン(清水)、'33 枝村匠馬(清水)、'62 高橋大輔(大分)、'72 エジミウソン(大分)、'74 伊東輝悦(清水)
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九州石油ドームで行われた第19節、大分トリニータvs清水エスパルスは、激闘の末、お互い一歩も譲らず3−3の引き分けで終わり、仲良く勝ち点1を分け合った。
試合後の記者会見で大分・シャムスカ監督が、「清水はすばらしいチーム。両チームの性質からして、積極的に点を取り合う試合になると思っていた。この試合は勝ちに値する内容だった」と言えば、清水の長谷川健太監督も、「この暑さとアウェー、またいいチームである大分との対戦という点から考えれば、勝ち点1を取れたことは良かったと思う」と、お互いのチームを称えながら、勝ち点1を取れたことを評価した。

前半は序盤から清水のペースだった。MF枝村匠馬を中心に右の市川大祐がサイド攻撃を仕掛け、積極的に大分陣内に攻め込んできた。それに対して大分は相手に引っ張られるように、引かざるを得なくなった。しかし、清水のちょっとしたマークのズレを、チャンスに結び付けたのは大分だった。前半28分、左サイドからのクロスをFWラファエルが頭でせり、そのこぼれ球を大卒ルーキーMF高橋大輔が右足で叩き込んだ。しかし、その3分後、清水も反撃に出た。市川大祐の折り返しをFWチョ・ジェジンが決め、同点に。また、その2分後に枝村匠馬の放ったシュートがGK西川周作にあたってゴールに吸い込まれた。このゴールは枝村にとっては4試合連続ゴール。決められた西川も「(U−21)代表で一緒にプレーしたエダ(枝村)には決められたくなかった」と悔やんだ。

1−2の清水リードで折り返した後半、シャムスカ監督が先に動いた。FWラファエルに代え、ケガから復帰してきたエース高松大樹を投入。この交代で大分は息を吹き返し、高松をポストプレーヤーにして、積極的にサイド攻撃を仕掛けた。そして後半17分、またしても、高橋大輔が、左からの根本裕一のクロスに頭で合わせ、同点に。点を決めた高橋は「1点目は苦しい時に決められ、2点目で力を取り戻すことができた」と、喜んだ。若いルーキーに対するシャムスカ監督の信頼も厚い。「スピード、パワーがすばらしい。彼は試合を重ねる度に成長している」と、いまや大分の躍進欠かせないメンバーであると絶賛。
しかし、好調の両チームはこのままでは終わらなかった。27分には大分MFエジミウソンが。その2分後の29分には清水のMF伊東輝悦のミドルシュートが決まり、同点のまま試合終了となった。

8月の5連戦の3試合目で、両チームの選手とも疲労がないとは言えない。しかし、果敢に攻め込み、点を取られても、最後まで諦めず戦い抜いた結果が、それぞれの3点を生んだ。この気持ちがあれば、両チームとも上位戦線に勝ち残れることは間違いない。8月の残り2試合、さらなる躍進に期待したい。

以上

2006.08.24 Reported by 森田みき
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