今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第20節 C大阪 vs 浦和 レポート】不満の残る攻めながらきっちり勝点3を得た浦和。C大阪は終盤の猛攻も実らず。(06.08.27)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月26日(土) 2006 J1リーグ戦 第20節
C大阪 1 - 2 浦和 (19:05/長居/23,386人)
得点者:'16 堀之内聖(浦和)、'68 永井雄一郎(浦和)、'86 藤本康太(C大阪)
★ハイライト&会見映像は【こちら】
----------

「レッズのほうが優勢で試合が始まった。入り方は確かによかった」。試合後のブッフバルト監督のコメントにあったように、立ち上がりからアウェイの浦和が多彩な攻撃を繰り出して、試合の主導権を握った。出場停止のFWワシントンに代わって永井雄一郎が出場したほかは、前節同様の布陣。ディフェンスラインを高く保ち、攻めの姿勢を前面に押しだした。16分、それまでも果敢な飛び出しを見せていた左サイドの三都主アレサンドロが、トップ下の小野伸二とのワンツーで抜け出し、一気にペナルティエリアに侵入。あわてるC大阪ディフェンスを尻目に冷静に折り返し、飛び込んできたDF堀之内聖がプッシュして、難なく先制した。その後も、小野を中心に田中達也、永井が巧みに絡んでゴールを脅かしたが、「ペナルティエリアまで運ぶもののどうしても2点目が取れなかった」(ブッフバルト監督)という前半の浦和。11本のシュートで1点に終わった。

一方、前半のC大阪は、前半はほとんどといっていいほどチャンスは作れなかった。リードを許してからは、ある程度ボールを支配するようになったが、浦和の中盤でのプレッシャーが強く、ラストパスにも至らない。前半ロスタイムに、FW大久保嘉人がシュートを放った場面が唯一のチャンスらしいチャンスだった。塚田雄二監督は試合後、「レッズのポゼッション率が高くなると予想した中で、失点しながらも何とか踏ん張って後半につなげようと思った」と語った。なんとか前半は耐えて、後半勝負の狙いだった。

塚田監督は、後半の頭から森島寛晃に代えて、名波浩をトップ下に送り込んだ。前半は、西澤明訓の1トップだったが、大久保嘉人をひとつ上げて2トップにし、その後ろから名波が配球する形を取った。しかし、そのプランはわずか5分でついえてしまう。50分、大久保は相手選手に乱暴な行為をしたとして退場処分に。「1点取られても、今の勢いなら取り返せる」と踏んでいた塚田監督にとって大きな誤算になった。西澤1人を前線に残し、その後ろに名波を配する形で、カウンターでチャンスをうかがった。
前半からペースを握ってきた浦和にしてみれば、数的優位になった時点で、一気に試合を決めたかったところ。が、「前半ほど流れがよくなかった」(ブッフバルト監督)ことで、待望の2点目が入ったのは68分。CKの流れから田中達也がヘディングシュート、これはバーに弾かれたが、すかさず永井が頭で押し込んだ。しかし、そのあとは疲れからか浦和の選手たちの足は止まりがちに。「70分過ぎからの20分間は満足できない状態。ほとんどサッカーをやっていなかった」と、ブッフバルト監督は振り返った。

「2点目を取られてからは、吹っ切れたように結構攻めることができた」。名波が話したように、2点差をつけられてC大阪に反撃のスイッチが入った。80分、ボランチの河村崇大を下げて、前線に柿本倫明を入れるとチャンスが生まれ始めた。が、相手GKの好セーブにあって、なかなかゴールを割ることができなかった。ようやく一矢報いることができたのは、86分のこと。名波のパスから、DF藤本康太が目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んだ。あきらかに消耗していた浦和に対し、攻撃の手を緩めないC大阪。C大阪サポーターの期待はふくらんだが、無念のタイムアップ。10人での大健闘はあと一歩、実らなかった。

終盤は苦しみながらも、しぶとく勝ちをもぎ取った浦和。「今日は4点、5点取ってもおかしくなかった。勝点3で満足していてはいけない」。三都主は厳しいコメントを残したが、きっちり勝点を上積みできたことは大きい。暫定ながらG大阪を抜いて、首位に立った。


以上

2006.08.27 Reported by 横井素子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着