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【J2:第37節 鳥栖 vs 東京V プレビュー】5位と6位の直接対決。好ゲームを繰り広げる鳥栖と東京Vが、涼秋の鳥栖スタジアムナイトゲームで熱い火花を散らす。(06.09.02)

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9月2日(土)J2 第37節 鳥栖 vs 東京V(19:00KICK OFF/鳥栖)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
★前節のハイライト&会見映像は【こちら】
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12勝10敗11分けの勝ち点47で順位は6位。第36節を終了した時点での鳥栖の戦績である。
辛勝も惜敗も含めての結果であるが、あと少しの健闘で勝ち点を上積みできた引き分けが多い。『これが鳥栖の実力で、課題でもある』と松本監督(鳥栖)は見ている。

15勝15敗4分けの勝ち点49で順位は5位。今節ホームに迎え撃つ東京Vの戦績である。
13チーム中、引き分けが最も少なく結果がはっきりしている。5位という順位ながら、得失点がマイナスであることも興味深い。攻める意識が強く、見ていて惹き込まれてしまう試合をしている。

この両チームは、システムも戦術も選手個々の特徴も大きく違うが、ボールを『供給する所』と『される所』がはっきりしている。『中盤での攻防』と『決定力の勝負』とも言える。特に鳥栖の新居と東京Vの平本のストライカー対決は、J2の中でも屈指の好カードといえる。

前節はどちらも相手が10人になる中で、好対照の結果を残した。
鳥栖は、新居が左足で豪快に決めた後、追いつかれたが高橋の押さえの利いたボレーシュートで勝ち越した。東京Vもシウバが登録後4試合で2得点目となる先制弾で優位に立つが、後半に入ると10人になった神戸にペースを握られ逆転を喫している。

鳥栖は、尹晶煥を中心とした攻撃の起点に周りの選手が反応することでゴールを目指した結果であり、東京Vは前線で起点を作ることができずにフィニッシュまで持っていくことができなかった結果である。裏を返せば、起点となるべき尹晶煥(鳥栖)とマルクス(東京V)のところから、どれくらい有効なパスが出されるかによって結果が変ってくるとも言える。

この起点に加え鳥栖は高いポゼッションの中から両サイドDFの攻撃参加を多用する。左サイド高地と右サイド長谷川が高い位置でプレーすることができれば、東京VのDFは低い位置に引かざるを得ないだろう。さらに両サイドMFにボランチの高橋・衛藤までもが自由に動き回り、ポジションチェンジを繰り返すことで、東京Vは防戦一方になるに違いない。
東京Vは、鳥栖に主導権を奪われる前に先取点が欲しいところ。各個人の高いテクニックで鳥栖DFをかき回して欲しい。特に東京Vは前後半の立ち上がりに失点することが多いので気をつけるとともに、鳥栖にはそこを突いて欲しい。

ポゼッションしながら相手を崩して行く鳥栖と各個人のテクニックで局面を打破していく東京V。前回の対戦では、国立競技場で尹晶煥の50mはあった神業的なシュートに鈴木が詰めて鳥栖が先制、直後にマルクスのPKで東京Vが追いつく展開を見せてくれた。
前々回の鳥栖スタジアムでは、東京Vの先制直後に尹・新居のホットラインですぐさま追いついた。このまま勢い乗って鳥栖は攻め続けたが、カウンターから平本に決勝点を奪われ東京Vが辛勝した。

このカードは、ゲーム中に一瞬たりとも目を話せない展開が続く。スタジアムでもブラウン管を通してでも、見ている人を惹き込んでしまうゲームを見せてくれる。涼秋の夜風が吹き始めた鳥栖スタジアムから目が離せない。

攻守において特色を持っているチーム同士の対戦は、得てして結果を予想しやすい。が、わかっているからこそサポーターやファンは、選手の意気込みや奮闘振りに心を奪われる。サッカーには、チーム戦術としての面白さとその戦術中における選手個人のプレー振りを堪能できるスポーツである。

以上

2006.08.31 Reported by サカクラゲン
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