9月2日(土)J2 第37節 草津 vs 水戸(18:00KICK OFF/群馬陸)
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痛恨の決勝オウンゴールだった。前節・湘南戦66分、DF齋藤がヘッドでキーパーへと戻したボールは、GK高木の頭上を超えて無情にも無人のゴールへと転がった。連携ミスによって7試合ぶりの黒星を喫した草津。この敗戦はGKとDFだけの問題ではなく、チーム全体のコミュニケーション不足が招いた結果とも言える。
草津は、湘南戦翌日の27日に選手寮でバーベキューを開催し、リフレッシュを図った。そして、オフを1日挟んで、29日から今節・水戸戦へ向けてのトレーニングに入った。通常、週初めは軽めの調整になることが多いが、今週は初日からシステム練習を実施。「出場停止によって選手の入れ替えもあるので時間が必要になる。連敗したら、これまでの意味がなくなってしまう」と植木監督。指揮官が今ゲームを重要な一戦と位置づけていることが感じ取れた。
オウンゴールという苦い経験を味わったことで、今週は選手の意識に変化が見られた。練習中、選手たちは積極的に声を出しながら、プレスの方法、ポジショニングなどについて互いの意見をすり合わせていった。特に、齋藤と高木が盛んに声を掛け合っていたのが印象的だった。「前回は自分たちのミスからやられてしまった。オウンゴールはDFとGKの連携を再確認する良い機会にしなければいけないと思う。水戸戦は体を張ってゴールを守りたい」と齋藤。齋藤、高木が今節に雪辱を期す。ちなみに高木は、オウンゴールのシーンをビデオで何度も観返して、自分自身をどん底まで追い詰めたらしい。
今節の草津は、ボランチ・チカが警告累積で出場停止。練習の組み合わせから判断すると、右に中井、中央に鳥居塚、左に山崎という3ボランチに近い形で挑むことが予想される。この3人がいかにボールをキープできるかがカギになる。ここ数試合、攻撃がうまく組み立てられていない草津は、攻撃陣の足元へのパスが極端に少ない。司令塔・島田が「ゴール付近でのセットプレーが少ない」と漏らしていたが、前線でボールが収まっていない証拠でもある。島田というFKの『切り札』を持つ草津としては、ゴール前までキッチリとパスをつないでファールを誘い、セットプレーから得点のチャンスを獲たいところだ。
前々節で山形から白星を挙げ連敗を脱した水戸は、前節が休みとなったために万全のコンディションで草津戦に臨めそうだ。草津との前回対戦では、知将・前田監督が3バックの弱点を徹底的に突き、完勝。第3クールに入ってシステムを4バックに変えた草津に対して、今回はどんな策を練ってくるのか興味は尽きない。第3クール、より高いレベルのチームへと脱皮を図る水戸にとって、草津戦は真価の問われるゲームとなる。
第3クールに入って草津は確かに成長した。だが、それと同じく他クラブも進化している。簡単に勝利を手にすることができる試合など一つもない。「うちは強いチームじゃない。相手以上に走って頑張らない限り、結果を出すことはできない。前節のようにミスが出たら勝つことは無理。前節の黒星がいい薬になってくれれば」と鳥居塚。草津はオウンゴールから何を学んだのか。今節、選手たちはその答えをピッチ上で体現してくれるはずだ。
以上
2006.09.01 Reported by 伊藤 寿学
J’s GOALニュース
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